本日はCITYのチェスターコートをご紹介します。
こちらのアイテム、素材がヤバいんです。上質な艶と滑らかさを兼ね備えた天然ウール素材。しかもコスパも◎なんですよね。
CITY『1 BUTTON CHESTER COAT』
CITY
1 BUTTON CHESTER COAT
価格 : ¥38,500
色 : ブラック
サイズ : 2
https://studious.co.jp/shop/g/g111551013166/
今回ご紹介するアイテムがこちら。CITYのチェスターコートです。
ブランドの「CITY」は聞き馴染みない方も多いのではないでしょうか?。CITYはセレクトショップのSTUDIOUSから生まれた派生ブランド。「上質な素材を活かしたミニマルウェア」をコンセプトにアイテムを展開しています。使用素材はコットンやウールなど天然素材が多く風合いを大切にしているのことが伺えます。
こちらのチェスターコートも天然ウール素材にベーシックなデザインで仕上げられています。大人の雰囲気がありつつも着回しやすく万人にオススメできるコートです。
またCITYは元ブランドのSTUDIOUSと同じD2C業態。製造から販売までの過程において中間業者をできる限り排除、コストカットしています。なのでアイテムは非常にこだわったつくりながら中間マージンがない分、安価な価格設定になっているのも魅力。
それでは実際に着てみました。
かなり良い感じです。
パッと見でと素材の良さがわかります。上品な艶とドレープ感が素晴らしい。スーツにも使われていそうな上質素材で、ほんとに高級感があります。
私は165cm/53kgにて普段アウターはMサイズを選びます。今回はいつも通りサイズ2(Mサイズ相当)を選びました。
こちらはオーバーサイズな仕立てなので、いつものサイズでもワンサイズ〜ツーサイズくらい上げたような着こなしが楽しめます。トレンドらしくゆったりとしたサイジングで着たい方はいつものサイズ、もう少しベーシックに着たい方はワンサイズ下げても良いかもしれません。
私はカジュアル使いをメインとしたいので、いつものサイズでゆったりめを選びました。
それではこちらのコートの良さをもう少し深く見ていきましょう。
極上の尾州ウール素材
まずは素材から。これがこちらのコートの1番の見どころ!
パッと見で上質な素材ということがわかります。
まず艶感が美しく素晴らしい。そして波打つように非常にキレイにドレープする上品さ。手触りも滑らかでツルツルさらさらしています。生地だけでこのお洋服は高級だ!と感じさせてくれる仕上がりです。
それもそのはず。こちらは「尾州ウール」という世界的に見ても高品質なウール生地が採用されているからです。
尾州ウールとはその名前の通り、尾州地域で生産されたウール素材。尾州は愛知県や岐阜県の一部地域の地名なのですが、ここは世界のウール産地の中でも高品質な高級素材を生産する地域。海外の有名メゾンでも使われるとてもクオリティの高い生地を多く手がけてきます。
こちらはその尾州ウールの中でもハイエンドなものが採用されています。38,500円のコートと聞くと少々高く感じるかも知れませんが使っている素材を考えれば、かなりのバーゲンプライス。これもD2C業態のおかげと言えるでしょう。おそらくハイブランドで同じ素材のお洋服を買えば、数十万円はするんじゃないかな。
ユニクロなどのファストファッションでは絶対に体験できない、上質な素材です。この価格で一流の素材に触れられるのは凄いことなんですよね。
こちらの生地のもう一つの魅力はロングシーズン使えること。
結構薄手の生地でコート用というよりかは、どちらかと言えばスーツ用の生地という印象です。
コートによくある厚地のメルトン素材のコートなんかは、真冬は良いのですが春や秋には暑くてちょっと使えない。結果、真冬の1〜2月のごく短い期間しか使えない、なんて経験したことある方もみえるかと思います。もちろん着れる期間が短いからそこ季節感がありお洒落というもの。だけど実用的にはもう少しロングシーズン着れた方が良いですよね。
こちらの生地なら春と秋には丁度良い防寒性。真冬はこれだけではちょっと寒いのですが、中にインナーダウンなんかを着れば十分に過ごせます。こんな風に工夫して着ていけば、期間にして10月〜3月くらいまで使える息の長いアイテムです。
そして、この薄手生地から綺麗なドレープ感や落ち感が生まれます。動いた時になびく姿が美しいんですよ。
他にも裏地はキュプラというこだわりよう。とても肌触りが滑らかなだけでなく、袖通りが良く着やすいのが特徴です。
デザインはミニマルにシンプルに
デザインは超ベーシックです。
いやゆるチェスターコートという感じですが、シンプルに見せるためディティールが一部省略されています。
例えば普通はフロントボタンは2〜3つが一般的ですが1つボタンになっていたり、袖口にはボタンが無かったりとミニマルな仕上がり。余計な装飾がないので、素材の良さがよくわかるアイテムになっています。
腰ポケットも普段は見えないように身頃の真横に取り付けられています。だけど手は入れやすいように、縦にカットされたパターンを採用。この辺りは見た目をシンプルにしつつも、機能的で嬉しい要素です。コートは寒い時はポケットに手を入れたくなりますからね。
シルエットなかなりオーバーサイズです。
この辺りはしっかりとトレンドをとらえたものになっていますね。身幅が広いだけでなく、袖丈や着丈も長くリラックスした見た目。
素材が高級なだけにこれだけ広い面積の布地を用意するのにはそれなりにコストがかかりそうですが、高すぎないラインに抑えているのさ素晴らしいです。
ロングコートはコーディネートが楽チン
最後にコーディネートについてご紹介します。
シンプルなチェスターコートはコーディネートも簡単。
コートは着れば全身をすっぽりと覆ってくれるから、合わせがテキトーでもある程度サマになるんですよね。あえて言うなら首元とパンツの裾が出ているくらいで、特に気を使うことはないです。
その少し見えるインナーも案外なんでも似合います。クルーネック、タートルネック、襟付きのシャツなどなんでもOK。パンツもタイトなものからワイドなものまで、幅広い組み合わせで似合います。
個人的には、チェスターコートは首が露出するので首のあるタートルネックに、チラッと見える足元にはボリュームを出してワイドパンツ、なんて組み合わせが好みです。
他には寒くなれば、ワンポイントでマフラーを巻いたりするのも良いかなと思います。
以上。
本日はCITYのチェスターコートをご紹介しました。
CITYは素材感にこだわったベーシックなアイテムが欲しいという方に非常にオススメです。気になった方は、是非一度チェックしてみて下さい。
それでは、今日の記事はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。