突然ですが、皆さんは春の着こなしを楽しんでいますか?
冬から春にかけて寒さからだんだんと和らぎ暖かくなる。そうするとなんとなくですが、服装も春らしいものを着たくなってくるものです。
春はポカポカとした雰囲気から明るい色やキレイな色を選びたくなるシーズンです。
そんなシーズンに無印良品が展開するオリジナルブランドMUJI Laboから、個性的なのに使いやすい、今の雰囲気にぴったりのデニムを見つけましたのでご紹介したいと思います。
MUJI Labo
まずMUJI Laboとは、生活用品を販売する無印良品が、外部から迎え入れたデザイナーとコラボして展開する洋服ブランドです。
通常ライン同様にベーシックなアイテムを取り扱うことに変わりはありませんが、素材やシルエットにこだわったアイテムが多く、その分 通常の無印良品アイテムと比較して価格がやや高めに設定されています。
「ラボ」と名前に付いているように、次の無印良品の定番商品になるものを開発・実験することがテーマ。
時代性をとらえたシルエットやサイズ感、シンプルでそぎ落とされたデザイン、男女の区別のないジェンダレスな製品などをコンセプトに展開しています。こういった新しい切り口で作ったウェアを実験的にリリースしています。
カップルや夫婦、親子でクローゼットを共有でき、 必要最小限のワードローブを目指しているとのこと。
また、MUJI Laboは無印良品のどこの店舗でも扱っているわけではなく、主に大型の店舗を中心に取り扱っています。
ジャパンファブリックデニムストレッチワイドパンツ
そんなMUJI Laboから、今回ご紹介するアイテムがこちら。
「ジャパンファブリックデニムストレッチワイドパンツ」です。
デニムというとベーシックなアイテムながらも、最近はトレンドとしては完全にスラックス押されてしまっているように感じます。スラックスってキレイめでコーディネートしやすいですからね。
しかし、デニムはスラックスと違い男性らしさを表現ができたり、スラックスではNGとされる履きジワも味や表情として楽しめるなど個性もあります。また起源がワークウェアだけに履いて汚れたら、適当に洗濯すれぼ良いだけなのでお手入れも簡単です。
こちらのデニムはシルエットをルーズにする事でリラックスしたシルエットに変えて、今っぽい雰囲気になっています。トレンド感を押さえつつもデニムの良さは失わない、そんな仕上がりです。
生地はコットン98%、ポリウレタン2%のストレッチ仕様です。
しかし、結構しっかりした生地感なのでそこまで伸びる印象はありません。なかなかに本格デニムの風合いになっています。そもそもこちらのアイテムはワイドなシルエットなので身体にフィットすることもなく、あまりストレッチの良さはあまり感じられないように思います。
カラーは色落ちブルーです。かなり明るい色合いなので春らしさが感じられます。
トップスの色は明るいモノを選べばより春らしく、ダークトーンでもおさまりが良いです。今からの季節にはぴったりの色合いかと思います。
デザインは5ポケット、補強のリベット、オレンジステッチなどデニムらしいもので特筆すべきことはありません。
シンプルでベーシックなだけに着回しやすいものになっています。
早速、実際に着てみました。
165cm/53kgにてサイズは28インチを着用しています。カラーはブルーを選びました。
このデニムの特徴はなんと言っても、かなりのワイドシルエットだということ。
わたり(太もも周り)はガバっと広いです。ワイドなので足にぴったりと沿っておらず、ストンと落ちるようなシルエットが楽しめるアイテムかなと。
ただワイドなだけでは野暮ったいシルエットになってしまいますが、こちらのアイテムは裾にかけてテーパードという徐々に細くなっていくデザインなので、キレイなシルエットに仕上がっています。
ワイドなのにある程度の品も感じる、なかなかバランスの取れたアイテムでコーディネートを選びません。
コーディネートはトップスにTシャツやニットを持ってきても良いし、テーラードジャケットなんかと合わせてもマッチしそうです。
トップスもオーバーサイズで今っぽくしてみたり、タックインしてAライン風なんてのも良いですね。いろんなコーディネートが出来そうです。
私は普段デニムは27~28インチをよく履きます。
今回もいつも通りの28インチを選んだのですが、こちらのアイテムはウエストが大きく、かなり余っています。なのでベルトでグッと絞るようにしています。
こうすることで、縦方向にシワが出来たりとスラックスのタックみたいになってくれます。着こなしのアクセントになるかなと。
通常、デニムはお尻で支えて履くものなので、こちらはゆったりとしており真逆の出来栄えです。普通も履き方も良いですが、こう言った履き方も個人的は好きです。
また、デニムって履いた時に生地が分厚いので時期によっては、暑くて履きたくなくなるのですが、こちらはこのゆったりシルエットから不快感も無さそうです。
また、このデニムは裾上げはしていません。元々クロップドパンツのようのくるぶしが出るシルエットを想定しているようです。
私はやや腰ばきで9.5部丈くらいの丈長さにして履いております。
私は小柄な方なので、腰位置によってくるぶしを出したり完全に隠したりと調整出来ますが、背が高い方は少し短いと感じるかもしれません。
ここは実際に履いて具合を確かめた方がよろしいかなと思います。
裾はチェーンステッチという仕上げになっていて、独特の波打つ様な色落ちになっています。
裾上げ不要の丈長さなので、裾上げしてしまって色落ちの具合が途切れて変に見えることもありません。
デニム好きも満足してもらえるような仕上がりになっているのではないかと思います。
以上。MUJI Laboから「ジャパンファブリックデニムストレッチワイドパンツ」をご紹介しました。
デニム×色落ち×ワイドとかなりカジュアルな要素が多いアイテムですが、ストンと落ちるシルエットのキレイさから、どことなく品を感じるものに仕上がっています。
デニムはベーシックにコーディネートを選ばず使えるので、着まわし力も高いです。私自身もヘビロテ間違いなしのアイテムです。
是非お手に取ってみては如何でしょうか?
それでは、今日の記事はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。
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