ビジネススーツのルールとして、顔や手を除く身体の素肌が見えてはいけないというものがあります。
9月現在はまだ少し気温も高いので、スーツにくるぶしより少し上の丈みたいな靴下を履かれている人も見かけます。座る時などふとしたときに素足が見えてしまい、正直、素敵とは言い難いです。
その他にもスーツ販売店などで通常見かけるビジネスソックスは丈がふくらはぎ中間付近まであるものが大半です。
これは、素足が見えないので履いたときの見た目はグッドです。しかし、時間が経つと靴下がずり落ちてきて、足首にたわみが生まれてしまいます。
これはこれでカッコ良くありませんよね。
そんな悩みを解消してくれる靴下が、そうロングホーズです。
ロングホーズ って何?
履口が膝まである靴下のことを指します。「ハイソックス」というとイメージし易いかもしれません。
靴下自体が長いので、座ったり足を組んだりしたときにスラックスの裾が上に持ち上がっても素足が見えてしまうことはありません。
またロングホーズ(以下ホーズ)最大のメリットは、履いた時に靴下の履口がふくらはぎに引っかかり、ずり落ちないことにあります。
ビジネスマンの悩みを解消する最良のソックスと言えるでしょう。
何と言ってもコスパが良いbox408
それでは今回、私が普段愛用する「box408」のホーズをご紹介します。
色はブラック、チャコール、ネイビー、ブラウンの4種類、サイズは25〜27cmの1サイズのみです。写真のものはチャコール(グレー)になります。
特徴は何と言ってもコスパが良いことにあります。1足 700円程度とホーズの中では比較的価格が抑えめです。
私は以前よりハリソンというメーカーのホーズを使用していました。こちらもフィッティングが良く、生地も美しいです。もちろん、良い靴下なのですが1足1,500円くらいします。
決してハリソンが高いわけではなく、ホーズとはそれなりに値段がするものです。しかし、靴下ってどうしても消耗品なところはあるので出来るだけ低いコストのものを選びたいですよね。
とにかく丈夫である
私は歩き方が悪く、すぐに左足の親指が破れてしまいます。夏用に購入したフットカバーなんて、1回履いて破れたこともあります。
そんな私がbox408を購入して、半年経ちましたが破れることなくいまだに現役です。生地がホーズの中では厚手に出来ていることが理由かと思われます。
私は4足所有しており、週5日の半年間履いたので1足あたり30回は履いたことになります。
左:新品 右:半年使用
今回は半年間使用したものとの比較をするため、新品を購入しました。
新品と比較すると半年履いたものは毛玉が目立ってきたり、色が若干落ちた様に感じますがまだまだ使用可能です。
また、新品はそれなりに薄手であることに気づきました。現物のサイズを比べてみると新品から随分縮んでいます。その分、生地が分厚くなっているということのようです。
細身のスラックスを履く場合は注意
前述の通り、box408はロングホーズの中では生地が厚手な部類です。故に丈夫ということですが、細身のスラックスを履く場合は注意が必要です。
足が一回り太くなるので、スラックスと干渉し裾が持ち上がってしまいます。
持ち上がったら手で下ろせば良いのですが、何気なく立ち上がったときや、ちょっと歩いたときに毎回スラックスを直すのは非常に面倒です。
box408に限らずスラックスを購入の際は是非、実際にホーズを履いて試着されることをオススメします。
それが難しい場合は、素足で引っかからないところから、膝幅や裾幅を1〜2cm程度、太いものを購入するのが良いでしょう。