「お洒落は足元から」と言われているように意外と人から見られている部位、靴。
今回はそんな靴の中から革靴についてお話しします。
私自身、オンオフとほぼ毎日革靴を履きます。最近では趣味のアウトドアやスポーツをする時以外はあまりスニーカーを履いていません。
しかし、街中を歩いていて革靴をオフで取り入れている人ってホントに少ないなと感じます。
私からすると非常に勿体ないなぁと思います。
革靴の良さについて、私なりに考えてみました。
万能で永く楽しめる革靴
まず革靴はスニーカーと比較して
・堅実さ信頼感のある印象を与える
・清潔感を演出できる
などが考えられます。
どちらが良いというわけではなく、革靴にはこういった特色があるということです。
革靴はジャケットやスラックス同様ドレス寄りのアイテムです。なので当然ドレスアイテムとは相性抜群です。
しかし、意外にも革靴はカジュアルな服とも合います。たとえばデニムの足元に革靴を履くとキレイめな印象に変えられるなどです。
なかなか万能選手ですよね。
また、履き続けるほど革が自身の足の形に伸びてフィットしていき、表面も独特の艶感が出て美しさを増していきます。
お手入れさえ怠らなければ、良い革靴は10年、20年と履いていけます。
革靴を履くのはちょっと苦手だ
正直、革靴は苦手という人も多いのではないでしょうか。
革靴はスーツとセットのようなところもあります。お仕事によっては仕方なく履いている人もいるかと思います。
どうしても一般的なイメージとして
「履き心地が悪い、靴ズレして痛い、暑くて蒸れる、脱ぎ履きが面倒」
などが負のイメージが多い革靴。これはとても悩ましいですね。
とくに履き心地が悪い、靴ズレして痛いですが、これが1番ネガティブなポイントでしょう。
でもこの場合、実は靴と足のサイズが合っていないか、まだ馴染んでいない状態なんです。
つまり、適正サイズな革靴を見つけられれば解決できます。もちろんジャストフィットの靴を見つけるまでが大変です。しかし、探し当ててしまえば、今までの不快感はなんだったのかという体験が出来るはずです。
履きたい靴がどうしても靴ズレして痛いという状況も、革は伸びるものですので時間が解決してくれることもあります。
しかも、革が伸びることでその1足にしかない艶、表情(シワ)が生まれます。これは自分色に育てる楽しみがあるとも言えないでしょうか?
流石に今のは極端な意見かもしれませんが、履き慣れた革靴というのは、1日中履いていても苦になることはありません。
私の場合、慣れた革靴はそのまま旅行だって行けてしまいます。
コーディネートは靴から考えましょう
bottom : RESOLUTE
shoes : JOSEPH CHEANEY
コーディネートの際には、ぜひ靴から選ぶことをオススメします。
服をビシッと決めても靴を履くときに、その日の目的に合わないということを防ぐためです。
例えば、雨の日ジャケパンを着た後に靴がレザーソールだったとか、長時間歩き回るとわかっているのに履き慣れない靴を選ぶことになるなどです。
家の中にいると靴への意識が無くなってしまうので、目的を見失わないことが大事です。
【革靴のすすめ】さいごに
昨今、スーツスタイルもカジュアル化が進行しており、世間的に革靴を履く機会が少しずつ減ってきているように感じます。
たとえ毎日履いていても必要だから履いているだけで好きではないという人も多いと思います。
私自身、今でこそ「今後、革靴かスニーカーかどちらしか履けない」と言われれば迷いなく革靴を選ぶくらいには好きです。
しかし、スニーカーの方が楽で良いと思う時期もありました。
とはいえ、革靴にしか出せない味があることも事実で、うまく付き合っていくことが大切だと感じています。
皆様に革靴について、少しでも興味をもって頂ければ幸いです。