1月も中盤ということで、寒い日が続いています。
私はというと、今日も全身ウール製品に身を包み会社に通っています。まだまだウールコートとカシミヤのストールは手放せません。
しかし、ファッションというものは先取りが基本のようで、早くも店舗では春物が並び始めています。
私もお休みの日には春夏アイテムのリサーチを行なっているのですが、そこで素敵なものを見つけました。
今回は先日購入した、春から使えそうなグリーンレーベルのスラックスをご紹介します。
UNITED ARROWS green label relaxing ホップサックワイド2プリーツテーパードパンツ
今回ご紹介するパンツがユナイテッドアローズグリーンレーベルの「ホップサックワイド2プリーツテーパードパンツ」です。
服の名前って説明的になりがちなので、こんな感じでけっこう長いですよね。
このスラックスの特徴的なところ2つです。
・トレンド感のあるオフホワイトの生地
・ワイドテーパードシルエット
それでは、順を追って説明していきます。
まず生地はポリエステル65%、コットン35%のホップサック。
よく春夏用のジャケットなんかに見られるもので、メッシュ状に平織りされたザックリ感のある生地です。
通気性が良く、肌触りから爽やかで涼しげな感じがします。
けっこうパリっとした硬めの生地なので、しっかりとタックやセンタークリースが入りやすいです。
そして、色はオフホワイトで、少し生成りがかったホワイトになります。
このオフホワイトという色味は、最近はベージュと合わせてトレンド色にもなっています。
明るい色味で春らしく、これからの季節にはもってこいの色合いかなと。基本はモノトーンなので何にでも合わせられます。
トップスにはネイビーやグレーのようなベーシックカラーから、近い色のベージュやブラウンのような色合いも今っぽくて似合いそうです。
シルエットはワイドテーパード。
もも周りはかなり太めですが、裾にかけてやや細くなるスラックスライクなシルエットです。
裾が細くなっているので、ただのワイドパンツほど無骨になりすぎません。
デザインとしても、センタークリースやタック、ベルトループなど、スラックスらしいディールがあるので大人らしい雰囲気に仕上がっています。
また、この2タックは腰回りにはゆとりがでるので、よりテーパードシルエットが際立つのもポイントです。
生地感とワイドという少しカジュアルな要素がある分、スラックスデザインやディティールでキレイめにしているバランスの取れたアイテムになっています。
裾はシングル仕上げです。
ビジネス使いであれば個人的にはダブルの方が好きですが、このスラックスはカジュアルでしか使わないので、これで良いかなと思います。
このスラックス自体がドレスとカジュアルのバランスが取れたアイテムです。
なかなかキレイなシルエットのパンツなので、ドレスとライクからカジュアルテイストまで幅広いスタイルでサマになるかなと思います。
合わせるトップスはオープンカラーシャツやTシャツなどのカジュアルアイテムはもちろん、大人の着こなしにカーディガンなんかとも合わせてもOK。
これこらの時期になかなか幅広いコーディネートに活躍してくれそうです。
嫌な場所は隠して、体型をカバーしてくれるワイドシルエット
スラックスを実際に履いてみると、こんな感じです。
165cm/53kgにて、Sサイズを選びました。
裾上げはしていません。
公式によると股下68cmと、私の体格では少し長めです。裾幅が広めなのでギリギリ、ストンと落ちてくれてノークッションになってくれています。
ちなみにウエストはかなり余っているので、ベルトは必須です。
今回はさらりとデニムジャケットでコーディネートしてみました。色落ちしたデニムの色味からも春らしさがうかがえるかなと。
正直、ちょっとトレンドなアイテムだけに私自身見慣れないところがあります。これからはこういうアイテムも少しずつ取り入れていきたいですね。
横からもパシャリ。
ワイドなシルエットだけに足のラインを拾いません。
私の足はストレートではなく、けっこう凹凸があります。とくにふくらはぎと膝が飛び出したような形をしているので、細身のパンツを履くとどうしても膝からずり上がったようにシワが寄ったりします。
このパンツであれば、そんな嫌なところも隠してくれます。
私のように足のラインにクセがあったり、細すぎる又は太すぎるなんて、体型に悩みがある方にもワイドパンツはおすすめです。
ただ、少し子供っぽいシルエットにはなるので上半身にドレスライクなアイテムを取り入れるなどして、バランスを取るのがよろしいかと思います。
腰回りもベルトループがあったり、タックなどディテールもしっかり作られています。股上も深く、トップスをタックインしてもバッチリ決まります。
タックインすると上半身が短く見えるので、腰位置が上がったように錯覚させられます。タックアウトと比べて、相対的に足が長くなったように感じられます。
春夏は着こなしが単調になりがちなので、ぜひ取り入れていただきたいテクニックです。
履いてみてわかったことですが、このスラックスで少し気になったことがあります。それは、シワが付きやすいということです。
パリっとした生地感だけにセンタークリースの線はしっかりしています。反面、膝裏などの可動部にはシワが入りやすく、ここは好みが分かれるところかなと思います。
私はこれも風合いかなと受け入れています。
たまには少しトレンドも取り入れてみるのも良い
ホワイトのパンツというのは、昔からある定番アイテムです。
しかし、定番の中にも浮き沈みがあり、今は若干トレンド寄りの要素です。さらにもう一つのトレンド要素なワイドシルエットも加わり、このスラックスはかなりトレンド性の強いアイテムになっています。
私は日頃からトレンドよりも、自身の定番スタイルを確立することを意識しています。その方が間違いがな少なく、常にカッコいい自分を演出できるからです。
しかし、たまにはこういったトレンドアイテムを使ってみるのも、ファッションの楽しみかなとも思います。
またこれがハマれば、いつかは自身の定番化していくかもしれません。
とは言ったものの、トレンドアイテムは大人の男性がリラックスして着るには少し決め過ぎかな?とも思われます。
トップスなどのその他のものは出来るだけベーシックに着てバランスを取るくらいが丁度良い。そんな工夫も取り入れ方も考えながら、これこらもコーディネート提案をしていきたいと思います。
トレンドとはほどよく、付かず離れずお付き合いしていきたいものです。
それでは、今日の記事はここまでです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。