こんにちは。白須(しらす)です。
今週4月23日(金)にユニクロのコラボラインである「UNIQLO and JW ANDERSON」の2021SSラインナップが発売開始になります。
本日は発売直前ということで、コレは良さそう!コレはちょっと避けても良いかも、といったことをオンラインストアの画像や説明などから予想レビューしてみたいかと思います。
最近、ユニクロのこういったコラボ企画が本当に多いですよね。1月にUNIQLO U、3月にはUNIQLO+Jと続き、そして今回の「UNIQLO and JW ANDERSON」。
ユーザーてしてはたくさんの選択肢から選べるのは嬉しいことなのですが、同時に多くて何選べば良いのかわからない、なんて感じなりそう。
今回は最近のファッションの流れを踏まえて、こんなものを選ぶと良いというお話しをしていきます。
それでは、早速いってみましょう!
JW ANDERSONとは?
まずはブランド、「JW ANDERSON」とは何なのか解説していきたいと思います。
JW ANDERSONはイギリスのデザイナー、ジョナサン・ウィリアム・アンダーソンによって2008年に創立されました。
派手とも表現できる装飾性の高いデザインが特徴的で、一捻りしたどこか普通とは違う服作りを得意としています。
意匠を凝らしたアクセサリーのコレクションが注目を集め、同年のロンドンファッションウィーク期間中にオンスケジュールにてメンズレーベルを発表。 このデビューコレクションが高い評価を受け、商業的にもレーベルを成功に導いた。その後、数々の賞に輝く国際的にも名高いブランドへと急成長した。 ロンドンを代表する最も革新的な新世代デザイナーとして注目を集めている。 |
※UNIQLO公式ホームページより
そして、そんなJW ANDERSONとユニクロがコラボしたUNIQLO and JW ANDERSONコレクションが2017年春夏よりスタート。今日まで人気コラボラインとして毎シーズンリリースされています。
とはいえ、ユニクロは誰しもが着やすい普段使いできる服を提案するブランド。
個性的なJW ANDERSONがユニクロとコラボして「個性×普段使い」をどのように表現するのか期待されています。
今季は長袖シャツアイテムが良作
今回のコラボ、正直スルーしようかなと思っていました。先ほどの通り、今年もたくさんのコラボラインが展開され、若干お腹いっぱいな感じもあった為です。
しかし、やっぱりラインナップを見ると、JW ANDERSONコラボにしかない特徴的なアイテムもありました。やはりコラボラインには、通常ラインにはないシルエットの良さなどを感じるんですね。
そんなUNIQLO and JW ANDERSONから、まずは良さそうなアイテムをご紹介します。
「ツイルオーバーサイズワークシャツ(長袖)」
今回のコレクションでオススメのアイテム、1つ目はこちら。
いわゆるシャツアウターとして、提案されているアイテムです。
身幅がしっかり広くとられたオーバーサイズなアイテムで、今っぽい着こなしを羽織るだけで再現できるアウターかなと。
アウターではあるものの、長い期間使えることを配慮された生地です。ガシガシとした厚手のものではなく、やや薄手なので今からの時期や夏まで使っていけそうです。
しかし、薄手生地=シャツというイメージになりそうなもの。
胸には2つのポケットが付いており、ワークテイストな雰囲気とアウター感が出せています。これにより、シャツなのか?アウターなのか?という中途半端なものにならず、アウターとして使えるアイテムに仕上がっています。
ポケットの縁にあるブランケットステッチも程よくやり過ぎない良い感じです。生地と同系色になっており、悪目立ちせず、可愛らしさもあります。
サイドにスリットも入れて軽快感がありますね。
コーディネートとしては、今の時期であればスラックスのトップスとして使い、夏になればコレクションにもあるように、ショートパンツに合わせても良さそうです。
色はダークグレー、ブラウン、ブルーの3色展開。私のオススメはダークグレーとブルーです。
ダークグレーはモノトーンならではの合わせやすさとトレンド感があります。
ブルーは結構くすんだ色なので、派手になりすぎず使いやすい。ネイビーみたいな感覚で使っていけそうです。
「プレミアムリネンオーバーサイズスタンドカラーシャツ(長袖)」
続いて2つ目のオススメがこちら。夏の高級素材リネンを使用したシャツです。
ユニクロのリネン素材は「プレミアムリネン」という名称で、風合いもよく非常に素晴らしい出来です。リネンでありながら、光沢感のある高級感溢れる雰囲気になっています。
プレミアムリネンのシャツは通常ラインにもありますが、コラボモデルの方がよりシルエットがゆったりとしたトレンド感のあるものになっています。
オシャレ着としては、こちらのコラボラインの方が今っぽく優秀かなと思います。
その他にも裾が前後でデザインを変えてあるのも面白いですね。前がボックスで、後ろがラウンドになっています。
こちらも程よいアクセントになっているかなと。
また、こちらのアイテム、襟周りがスタンドカラーという襟先の省略されたデザインになっています。
個人的にはちゃんと襟のついたレギュラーカラーの方が好みですが、ココがハマれば買いなアイテムかなと。
逆に私はレギュラーだったら、絶対購入したいという具合です。(ただの好き嫌いなので、こちらのアイテムがいけないわけではありません。)
リネンシャツはまだ持ってないよ、という方は是非手にいれてみては良いかなと思います。
色はベージュとネイビー、別商品としてストライプもあります。どれも使いやすい色なので好みで選んでも良いかなと。
どれか一つに絞るのであれば、ネイビーあたりが無難に使いやすくオススメです。
「リネンコットンクルーネックセーター(半袖)」
トップスの最後にオススメなアイテムがこちら。半袖のニットです。
名前はリネンコットンですが、実際にはポリエステルとリネンの混紡素材。見た目をリネンコットン風にしているものかと。
素材からして、清涼感と速乾性が高いもので夏にぴったりの素材になっています。
いわゆるサマーニットということになるのですが、こういうアイテムって昔はめちゃめちゃ高かったイメージです。今はユニクロさんから上質なものが低価格で購入できるので良い時代になりましたね。
ニットなので着れば簡単に大人っぽさが出せます。単純にTシャツとの差別化になるので、夏はTシャツばかりという人はバリエーションとして持っていても良いかなと思います。
コーディネートもデニムやショートパンツなど、少しカジュアルなものと合わせても、ニットの程よくキレイな性格から、大人っぽくまとめてくれます。
また、洗濯機で洗えるイージーケアなのも気負わずに着ることが出来るので良いところかなと思います。
「ツータックチノショートパンツ」
オススメのアイテム、ボトムスからはこちら。トレンドらしいゆったりシルエットとツータックが特徴的なショートパンツです。
それでいて丈はやや短めなので、足が短く見える心配もありません。ショートパンツはある程度、太めのシルエットの方が対比で、そこから出ている素足は細く長く見える視覚効果があります。
これは胴長短足と言われがちな私達、日本人にはぴったりのアイテムです。
ただ、商品説明にラフな素材感とありますが、これがどんな風合いかは実際に見たほうが良いかと思います。
ショートパンツはカジュアルアイテムに当たります。チープな素材感だった場合、子供っぽくも見えるかもしれません。ここは注意が必要です。
色はダークグレーが無難に良さそうです。ボトムスがモノトーンになるので、トップスにはどんな色を持ってきても映えるかなと。夏はコーディネート全体が寂しくなりがちなので、色物や柄物を着たくなりますよね。
コレは注意した方がよいかも
それでは、ここからはコレは注意した方がよいというアイテムをご紹介したいかと思います。
「半袖のシャツ類」
まずはこちら。アイテム単品ではなく、半袖シャツ全般です。
悪くはないんだけど、ちょっと使い所が難しいかなという印象。
シャツ自体はキレイめアイテムだからカジュアルシーンにも便利に着まわせるのですが、半袖になるとカジュアルに寄りすぎてしまうので、大人っぽく見せ辛いです。
しかも、今回のラインナップはシャンブレー素材(薄いデニムのような生地)、シアサッカー素材(凹凸のある生地)、チェック柄と、けっこう遊んだアイテムが多いのも使いにくさに拍車をかけています。
「花の刺繍付きTシャツ」
続いてこちら。こちらも、アイテム単品ではなく、花の刺繍が付いたTシャツ全般です。
こちらもやはり、ちょっと子供っぽい印象です。
特にこちらの12個の花が刺繍されてきるものについては、露骨にユニクロ着てることがバレてしまいます。ユニクロが悪いわけではありませんが、カブった時の印象がかなり強そうということです。
ユニクロは販売展開が巨大なだけに高確率でカブってしまいそう。無地のアイテムは世間的に似たものが多く、そこまで気にならないのですが、柄ものはまったく同じだとバレバレなので難しいですね。
刺繍がこれだけたくさん入れるのには、すごくお金がかかるのでコスパはめちゃくちゃ高いのですが….
ただ、花の刺繍があってもこちらの「ポロシャツ(半袖)」は個人的に気になります。
ポロシャツというアイテム自体が、襟があることによるドレスの要素と、機能的な鹿子生地によるカジュアルの要素をうまくミックスしたアイテム。程よくバランスがとれており、なかなか夏の着こなしには良いアイテムです。
ポロシャツなら元々スポーティなイメージなので、半袖による違和感もありません。
問題の花の刺繍も胸にワンポイントだけある、これれぐらいであれば、そこまで子供っぽさを感じません。
ラコステやフレッドペリーも胸にワンポイントあるけど、全然嫌味には感じませんよね。
万人にオススメというわけではありませんが、個人的にはチャレンジしても良いアイテムだと思います。
以上。2021SSのユニクロコラボライン「UNIQLO and JW ANDERSON」の予想レビューをしてみました。
今回のUNIQLO and JW ANDERSONは、型数が今季のユニクロコラボラインの中でも少なめです。
しかし、春真っ只中の今の時期にリリースするのであればアウターはあまり使えないので、これくらいが適正のようにも感じます。
むしろ夏に使えるアイテムが揃ってるイメージで、夏服まだ揃えてないなんて方にはオススメ出来ます!
是非、お手に取ってみてはいかがでしょうか。
それでは、今日の記事はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。