だいぶ寒くなってきた今、絶賛大活躍中のバブアー ビデイル SL。
ちょいミニマリストの私にとっては、ドレスからカジュアルまで万能に使える超便利アウターになっています。
私の所有するビデイルは1年程前に購入しました。夏は使っていないので、実質半年ほど着たことになります。
しかし、そんなバブアー ビデイル SLには2つ気になることがあります。
それは、
・若干、袖丈が長い
・真冬には少し寒さを感じる
これがずっと気がかりでした。
今回はこの問題を解消するため取った手段をご紹介します。
バブアー ビデイルとは
バブアーは英国のブランドです。
オイルドクロスという、コットンにワックスを擦り込んだ、風や雨を通しにくい生地を採用したアウターを多く展開しています。
その中でもビデイルは乗馬用アウターに位置付けられたものです。
走った際に袖から風が入らないように袖口にリブがあったり、ジャケットが隠れる着丈と動きやすいサイドベンツが特徴です。
紳士の装いとスポーツを両立したアウターになります。
キレイめに着るために袖丈を少しだけ詰めた
バブアーは色や生地感、使用用途、ルーツから言っても間違いなくカジュアルに分類されるアウターです。
購入時に、私として出来るだけキレイに着るために、ジャストサイズにこだわりました。実際にジャケットスタイルに羽織ると胴回りや着丈はほんとにピッタリです。
しかし、袖丈だけが購入の試着時点から若干長いと感じていました。
詰めるのは後でもできるということと、アウターをたくさん着込んだりと着方によって丈感は変わるので、とりあえず購入時に直すことはしませんでした。
最初は
「最近はアウターをピタピタで着る時代でもないし、ま~いっか!」
と高を括っていました。
しかし、着てみるとどうも気になる袖丈。
こういうのって一度気になり始めると、ずっと気になって仕方なくなってしまいます。
そもそも着丈はピッタリなのに、袖丈だけ長いのはアンバランスに感じられたんですね。
2シーズン目がきた今、満を辞してお直しに出します。
今回はビデイルを購入したBarbour 名古屋ラシック店に持ち込みました。
ビデイルは生地がオイルドクロスであることや袖の中にリブがあり、少し複雑な作りになっています。
考えすぎかもしれませんが、経験豊富なショップにお任せする方が良いかなと思い、バブアーの取り扱いを熟知しているお店にお願いしました。
最初は重ね着をすると、どんな見え方になるのかわからなくて、どのくらい詰めればよいか悩みました。
そして、店員さんとも相談しながら、導き出した数値は
「袖丈1cm詰め」
です。
インナーより4~5cm程度長く、親指が完全に見えているくらいがバランス良くスマートに見える寸法と思います。今回はそれが1cmだったと見立てました。
カッコつけて言いましたが、失敗しないように、まだ詰める余地を残しています。
そして、実際に詰めたものの写真がこちらです。
(ビフォーは撮り忘れてしまいました。)
丁度良い袖丈になったと思います。
コレはTシャツにビデイルみたいな着方だとまだ長く感じるのですがインナーにシャツ、ニット、ジャケットの3つを着るとちょうど良いバランスになります。
着丈、袖丈、身幅は見え方を大きく左右する重要な要素です。どうしても気になってしまう方はお直しも視野に入れてみるのもいいかもしれません。
とは言っても、直しすぎでしまったり、デザインによっては洋服が持つバランスを崩してしまうこともあります。
お直しの際は信頼のおけるお店でスタッフさんと相談の上、検討すると良いでしょう。
寒さ対策にインライナーを導入
ビデイルの役割は言うまでもなく、防寒着です。
生地はオイルドクロスなので風や雨はしっかり防いでくれます。
しかし、純粋なコットン生地であるため保温力ではウールのコートやダウンには敵いません。
私は出来るだけこの超便利アウターを長い期間使いたいので寒さ対策をすることにしました。
具体的にはインライナーを購入しました。
バブアーのアウターの多くは、後付けでライナーという保温性のあるベストを取り付けられるようになっています。
もともとチェックの裏地があった箇所にライナーを取り付けます。
ライナーは厚手のフリース生地です。着てみるとかなり暖かいのを感じます。
11月初旬現在では日中はちょっと暑いくらいです。これを付けるとニットやシャツの上にビデイルを羽織るだけでも真冬の外を歩けそうです。
ちょっと誤算だったのが、ライナーをつけると重ね着をした時は着膨れし過ぎます。
なのでライナーを取り付けるたときは、私の場合インナーはジャケット+ハイゲージニットまでが使える範囲かなと思います。
冬場はライナーを付けっぱなしにしようと思っていましたが、ここは少し見立てが甘かったです。
さいごに
というわけで、バブアー ビデイル SLをアップデートしてみたお話でした。
今回のことはどちらも、すごく満足できる結果となりました。
こんな小さなことかもしれませんが、ひとつひとつが愛着がわく理由です。ビデイルが自分のワードローブに欠かせないものに変わったのを感じました。
機能的で使いやすい、着回しやすいことも大事です。しかし、それ以上にテンションが上がるものを選べることが1番です。
いつか、自分のワードローブがこんなテンションの上がるものだけになることを夢見て、今回は終わりにしたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。