皆さんは服の保管をどうしいますか?
パッと思いつくのは畳んでタンスにしまう、クローゼットの中のハンガーにかける、などです。
私自身はというと出来るだけ、ハンガーを使って吊るす様にしています。というのも洋服は畳んだり重ねたりすると、折り線やシワが付いてしまうためです。
次に着る時にピシッとシワが無い方が、見栄えもよくテンションも上がるというものです。
そして、保管のハンガーも洋服によって使い分けることでよりキレイな状態を保てます。
今回は、そんなアイテム別のハンガーと必要な理由を解説していきたいと思います。
ハンガーは目的別にあるとグッド
洋服って、一部のデニムみたいなアイテムを除けば、普通はシワがない方が美しいですよね。
ということは、服を保管する時は常にシワを伸ばすためにも、ハンガーにかけておくのがベスト。
でもクローゼットのスペースも限られています。手持ちの全ての服をオシャレなセレクトショップみたいにハンガーにかけるのは難しいでしょう。
私の場合はTシャツや下着、靴下などの少しくらいシワがついても平気なものは畳んで収納してしまいます。そして、それ以外の折り線やシワが目立つと困るなぁ、というものをハンガーにかけるようにしています。
そして、ハンガーにも目的に合わせて種類があり、必要なスペースも異なります。私の考える目的別ハンガーはこちら。
・ジャケットハンガー
・シャツハンガー
・スラックスハンガー(必要に応じて)
必要スペースとしては、
ジャケット > シャツ = スラックス
となります。
また、こちらのハンガー達は機能的にもそれぞれ特徴があります。私の手持ちから3種類のハンガーの選び方をご紹介していきます。
ジャケット(コート)ハンガー
長塩産業のオリジナルハンガー。
シンプルな木製のハンガーで、金具がゴールドになっていて、さりげない装飾になっています。
こちらはジャケットや厚手のコートなんかに使います。ツルっとしたフォルムがお気に入りです。
アウター類は上半身ということで、動くところも多くかつ、よく注目されるのでシワがあると目立ちやすいです。なので気を使って保管してあげるようにしています。
ジャケットは人間の体の形に合わせ縫製されているので、シルエットが構築的に出来ています。
つまり、人間が着ていない状態でテキトーに置いてしまうと、変な所にシワが寄ってしまったりしやすいです。
そこである程度、ジャケットの形に沿った立体的なハンガーが求められます。
ジャケットハンガーの特徴はなんといっても、この肩の厚さです。
ジャケットって肩パッドが入っていたり、肩部分は体の厚みに合わせてアーチがあります。
この部分が型崩れして、シワにならないようにある程度厚みのあるハンガーを使ってやる必要があります。
また、人間の肩って少し前方向に向かってついており、ジャケットもそのようにできています。
そのため、このハンガーのように、少し前にカーブするように肩部分が出ているものを選んであげましょう。
実際に吊るしてみるとこんな感じ。
ジャケットやコートの肩や胸の部分が膨らんで、立体的に吊るせているのがわかると思います。変なシワが寄ることもなく、綺麗な状態で保管できます。
残念ながら、このハンガーはすでに完売になってしまっている様です。
こちらも良さそうだなというものがありますので、よろしければチェックしてみて下さい。
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シャツハンガー
長塩産業の木製ハンガーです。
こちらは15本入って3000円ほどなので1本 200円と非常に安価なのも魅力です。
この値段でもしっかり木製です。
木製の良さは着た後などの服の湿気を吸収してくれることによるカビ防止などです。しかし、現代のハンガーはほとんどがニス仕上げで水を吸いません。
なので木製の良さは、質感が素敵というぐらいかと思います。私はそこに惹かれて選んでいるわけなのですが、、、
あと私はクローゼットの中に統一感を出すためにも、ハンガーは全て木製のもので揃えています。
さて、ここからがシャツハンガーの特徴についてです。
こちらのハンガーは最もよく見るデザインかと思います。薄くコンパクトに収納できるのでクローゼットの省スペース化に一役買ってくれます。
私自身マンション住まいということもあり、保管場所にも制限があり、コンパクトに収納するのとも考える必要があります。
ジャケットほど、立体的に出来ていないトップスやシャツなどはこちらのシャツハンガーにかけてしまいます。1番使用用途が広いハンガーです。
服をかけるとこんな感じ。薄く出来ているので比較的かさばりにくいです。
シャツは畳んでしまうと胴体や腕の部分に折ジワかが入ったり、重ねて置くと襟にシワが寄ってしまうので、吊るしているだけでシワは防げます。
こちらは現在でも購入できますので、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?
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スラックス(ボトムス)ハンガー
長塩産業のボトムスハンガーです。つまり、私が所有するものは3つとも全て長塩産業ですね。
今までのものと違いこちらは目にしたことない方もいるのではないでしょうか?ボトムス用に特化したハンガーになります。
シャツハンガーで代用できるので、こちらは全ての人が必須とは思いませんが、あると便利な場面もあります。
とくにスラックスを吊るすのに適しています。ウールのスラックスはセンタークリースがあること、膝は稼働するので膝裏にシワがよりやすいです。
ウールは復元力があるので、シワや伸ばすためにも一直線に真っ直ぐ吊るしておくのが効果的です。そんな時に役立つハンガーになります。
吊るすとこんな感じ。
スラックスがセンタークリースの部分は押さえつつ、スラックスの自重でシワを伸ばしてくれるので取れるという理屈です。
また、吊るすときは裾を上、ウエストを下にしています。
これはウエスト側の方が布面積が多く重いため、そちらを下にすることにより、重みでよりシワを伸ばしたりしやすいくするためです。
しかし、スラックスは履けばセンタークリースはだんだん薄れていくものですので、どのみち適度にアイロンがけをすることにはなります。
その時に膝裏のシワもついでにアイロンがけしちゃえばいいやという人や、頻繁にアイロンが出来る人には必要ないハンガーかもしれません。
私はセンタークリースを出来るだけ長持ちさせるためにも、このボトムスハンガーを使うようにしています。
また、ボトムスハンガーってけっこう種類があります。私のものは裾を全体的に掴むものですが、ここがクリップになっていたりというものがあります。
ご自身にマッチした保管方法を考えてみるのも面白いかもしれません。
このボトムスハンガーも私が使っているものは絶版になってしまっています。良さそうなものを見つけましたのでこちらもよろしければどうぞ。
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というわけで、目的別のハンガーのご紹介でして。
もちろん、製品はコレじゃなくてもポイントを抑えれば他のものでも大丈夫です。ぜひコレだ!というハンガーを探してみて下さい。
それでは、今日の記事はここまでです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。