オシャレ術

2021年春こんな洋服はNG!季節感を意識してみよう

4月に入り季節はすっかり春です。近頃、日中はホントに暖かくなりましたね。

もう家の石油ストーブはしまおうかな?でもまだ寒さの出戻りもあるのかな?と迷う今日この頃。

洋服についてもそろそろ衣替えをされた、という方も多いかと思います。私自身も日々、春の装いを楽しんでおります。

そんな冬から春への変わり目ということで、周りの人々も段々と服装が軽快になっていくのですが、

「あれれ?それはちょっと流石に今っぽくないぞ?」

という方を見かける機会も増えてきたように感じます。

そして、中にはオシャレをするには、ちょっとコレはやめた方がよいのでは?と思うこともあったりします。

本日はそんな春に、オシャレに見せるたまにも、このコーディネートはやめた方が良いというものをご紹介したいかと思います。

今だからという空気感や季節感を織り交ぜてお話ししていきます。

それでは、早速いってみましょう!





洋服の素材が冬っぽい


2021年春こんな洋服はNG、1点目は「素材が冬っぽい」です。

春は日中は暖かいのですが、朝晩は冷え込んだりしますよね。寒いからと、そのまま冬用のウールのコートなんかを着てしまうのはNGです。

冬アイテムは防寒性を担保するためにもウール素材などが使われます。これはコートなどのアウターに限った話ではなく、セーターなどもにも言えることです。

ウール=暖かそう、という意識が働いてしまい、春という季節にマッチしておらず、オシャレに見えにくいのです。

季節外れの装いというのは、オシャレと判定する前に違和感になってしまうからなんですね。

例えば夏にウールのコートを着ていたら誰しもが、うわっ暑そうって思うのではないかと。

いくらオシャレな装いでも、季節感がないなっていう意識が先にきてしまうのです。

そして、この違和感はウールどけではなくダウンやコーデュロイ素材などの冬らしい素材全般に当てはまります。

解決策は、コーディネートに春らしく軽快感のある素材を取り入れることです。

防寒のためアウターを着るときも、ウールではなく、コットンや化繊素材にすることで春らしい雰囲気になります。

その他にも、春なのに寒い日にはコットンのニットや保温性の高いサーマルTを着る。

薄手のアウターの内側に見えない様にインナーダウンを着るなども季節感を損なわずに防寒ができるのでオススメです。

季節感を捉えるとオシャレとしてのレベルはグッと上がります。


洋服の色使いが冬っぽい


2つ目は「色使いが冬っぽい」です。

これは先ほどの素材の話と似た内容です。

色には感覚的な季節感があります。

「淡く明るい色」は花々が咲く春の雰囲気で、「濃く暗い色」は寒そうな印象で冬らしく見えるもの。色には温度を表す作用があります。

例えば淡いピンクと言われるとなんとなく、桜の花を連想しませんか?

この様に、それぞれの季節の品や雰囲気から色を感じとることができるのです。

つまり、どこか1点でよいのでこういった春らしい色を取り入れてみるとオシャレに見えます。

全身である必要はありません。全身が淡い色や明るい色では、流石にコーディネートにおいてメリハリに欠けるので、オシャレに見せるのは難しくなります。

春らしい色を1点取り入れたら残りは、モノトーンやネイビーのような落ち着いた色にして大人らしさも担保してあげるとよろしいかなと。

インナーを淡いブルーのシャツにしてみたり、ボトムスをホワイトのスラックスにしてみるなど。

季節感を色で捉えることが出来れば、オシャレな雰囲気がするものです。


半端丈のシャツとパンツ


Photo by https://item.rakuten.co.jp/menz-style/171-593004a/171-593004a-i_05.jpeg

ここからは具体的なアイテムについて。3つ目は「半端丈のシャツとパンツ」です。

春になると、よく7部袖のシャツやクロップドパンツと呼ばれるアイテムをお店で見かけることがあるでしょう。

とくに7部袖シャツは長袖に比べて、涼しく過ごせるので、一見合理的に感じます。

しかし、オシャレかというとそうでないものが多いです。

シャツというキレイめアイテムに、中途半端なカジュアル感が足されてしまうのでバランスが悪いからなのです。

また、こういった7部袖シャツはカラフルなボタンや裏地がチェックになっていたりと、シンプルさに欠けるものも多いので注意がは必要です。

こういったディティールは幼く子供っぽく見えるだけでなく、私オシャレ頑張ってますみたい風にとらえられがちです。

大人であれば、長袖シャツをシンプルに着るのがよろしいかと。

そして、暑い日には腕まくり(ロールトップ)する方が、コーディネートのバランスは良いです。

Photo by https://item.rakuten.co.jp/menz-style/39-77-h615/39-77-h615-2.jpeg

また、この7部丈というのはパンツの方でも注意が必要です。少し前であれば、クロップドパンツというものが流行りました。

しかし、こういったものがセンスが良いかというと違います。今っぽさに欠けるアイテムになります。

またこちらも、シャツ同様ロールトップした折り返しがチェックになっていたりします。そういったものは避けましょう。

しかし、こういった装飾はお店で目を引きます。

パンツってベーシックで、しかもダークトーンのものが多い中、こういったディテールがアクセントになり、こっちの方がオシャレで良いのではないかと錯覚してしまうんですね。

大人のファッションはシンプルが基本と考えて服を選んでみましょう。アイテムの派手さではなく、コーディネート全体のバランスを大事にすることでオシャレに近づくことが出来ます。

短めのパンツが全くのNGというわけではありません。

最近では、足首がチラッと見えるか見えないかくらいがちょうど良いです。

9.5部丈くらいの丈間がスッキリとしていて、春らしく程よく今っぽさがあります。

素肌や靴下がチラリと見えるので、涼しげで春っぽい印象であると同時に、今っぽさも兼ね備えることができます。





VネックTシャツ


2021年春こんな洋服はNG、4つ目は「VネックTシャツ」です。

こちらは、完全なNGではないけど、ちょっと初心者が手をつけない方が良いアイテムです。

VネックTシャツは襟付きのシャツより、涼しげです。しかも、Vネックなら胸元の開きが大きく、より季節感が出るように感じます。

しかし、これが今っぽく大人らしく見せにくいので注意が必要です。露出が増えてセクシーに見える一方で、いやらしさみたいなものを感じてしまうんですね。

特に女性からの受けがあまり良くない印象のアイテムです。

オシャレな人でVネックのカットソーを着ている方ってほぼいないかと思います。たとえ、いてもかなりの上級者かと。

やはり、Vネックとは数年前のトレンドなので、古めかしさみたいなものを感じてしまいます。

今であれば、素直にクルーネックという丸首のものを選びましょう。

こちらの方がある程度、キレイめな雰囲気があり、清潔感を表現できます。

以上。2021年春こんな洋服はNG!ということで注意するべき素材感や色、アイテムをご紹介しました。

もし、この中に当てはまるものがあれば、断捨離してみて新しいアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。

メンズファッションとはゆるやかにトレンドが動くので、数年おきにこういったことをチェックしてみるのがよろしいかと思います。

季節感や時代感をとらえることができれば、オシャレというのは案外、簡単に出来てしまうものです。

是非、今年の春は上記のことに注意して、ファッションを楽しんでみて下さい。周りからも最近、オシャレになったね。と言われれば嬉しいものですよ。

それでは、今日の記事はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、次の記事でお会いしましょう。

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