ここ数年、仕事用の革靴は3足をローテーションしています。ローテーションの1つにストレートチップシューズがあります。
今回はスーツスタイルにバッチリハマる、ストレートチップをご紹介します。
SCOTCH GRAIN (スコッチグレイン)
私が所有するストレートチップシューズは「SCOTCH GRAIN (スコッチグレイン)」のものです。
スコッチグレインは、日本のヒロカワ製靴が展開するシューズブランドです。ヒロカワ製靴は1964年、東京都台東区にて創業しました。
1978年に自社オリジナルブランドとしてスコッチグレインの販売を開始したそうです。
月並みですが、非常に丁寧で美しい革靴が特徴のブランドです。コンセプトによってカジュアルな雰囲気のものからドレッシーなものまで、様々なモデルを展開しています。
スコッチグレインは非常にコスパが良いメーカーです。価格も3〜4万円のものが中心で、本格革靴初心者には重宝するブランドです。
余談ですが、最近話題になっていたドラマ「半沢直樹」はヒロカワ製靴が衣装提供をしているとのことで、登場する人物はスコッチグレインを履いているそうです。
SCOTCH GRAIN インペリアルⅡ ストレートチップシューズ
私が所有しているものは色はブラックのサイズ23.5cmとなります。
このスコッチグレインのストレートチップシューズは3年ほど履いています。
スコッチグレインは百貨店などでも取り扱いがありますが、私のサイズ23.5cmは直営店に行かないと置いていないことが多いです。
私の住む地域には直営店がなく、このストレートチップはスコッチグレイン銀座店にて購入しました。
この靴は「インペリアルⅡ」という通常より上質な革が採用されたモデルです。
それなりに履いているので、革もだいぶ艶が出てきた様に感じます。
丸みをおびたベーシックなシルエットで、スーツやジャケパンにマッチします。
内羽根という、シューレースを通す羽根が全開しないフォーマル寄りなデザインになっています。
革の切り替えラインが真横に伸びているのが珍しいディティールです。
こういった造りは一足あたりの革の面積が大きくなるので、非常に贅沢なデザインとも言えます。
ソールが汚くて申し訳ございません。撮影直前に濡れた場所を歩いてしまいました。
スコッチグレインはグッドイヤーウェルト製法で作られていることも特徴の1つです。また、この靴はレザーソールとなります。
レザーソールは馴れるまで屈曲性がないので、つま先から削れてしまうことが多いです。この靴はつま先にゴムが貼ってあり、削れを防止しているのもうれしいポイントです。
また、グッドイヤーウェルト製法は重い靴が多いのですが、この靴は持ってみると比較的軽い部類です。
次のメンテナンスはかかと修理かな?だいぶすり減ってきましたので、もう少し履いたらメンテナンスに出します。
バッチリ ハマるのはやっぱりスーツ
ストレートチップは冠婚葬祭までこなせる究極のフォーマル靴です。やはり、最も馴染みやすいのはスーツです。
履けば足元をビシッとしめてくれる、そんなアイテムです。
しかしこの靴を履き始めた頃は、踵のあたりを靴ズレしたものです。
朝の履き始めは良くても、時間が経つとあれれ?痛くって来たぞ?とよくなりました。
履くたびに踵にデリケートクリームを塗り、そんなこんなしていると、いつの間にかなんともなくなっていました。
はじめのうちは怖くて1週間に1度くらいしか履けませんでしたが、今なら連日続けて履いても問題ありません。
コーディネート的な難しさはありますが、旅行にだって行けそうです。
というわけで、今回は私の持っている革靴の紹介でした。
皆さまの靴選びに少しでもお役に立てれば幸いです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。