こんにちは。白須(しらす)です。
本日はオシャレの基本的な考え方をご紹介したいと思います。
オシャレな装いをするために、大人らしいアイテムを選んだり、トレンドを取り入れたりなど様々あります。
しかし、単品でカッコ良い服でも着こなしが微妙では、オシャレに見えないもの。それは大体が「シルエット」が整っておらず、締まらないコーディネートになっているから。
今回は、まずは押さえておきたい基本的な3つのシルエットについて、ご紹介していきます。
知っていれば、カジュアルシーンにおけるコーディネートが劇的に良くなりますので是非、参考にしてみて下さい。
それでは、早速いってみましょう!
代表的な3つのシルエット
ファッションにおける「シルエット」とは、いわゆる洋服を着たときの輪郭のことです。
シルエットの輪郭線のことを「ライン」とも言います。よく、身体の輪郭のことをボディーラインとか言いますよね。この、ラインとシルエットを統合して「◯◯ラインシルエット」なんて呼びます。
そして、シルエットの形をアルファベットで表して、「Aラインシルエット」などとして使われます。
通説として、オシャレに見せるには基本的なシルエットを3つあります。
・Iラインシルエット ・Yラインシルエット ・Aラインシルエット |
それでは、1つずつどんなシルエットか詳しく見ていきましょう。
Iラインシルエット
まずは、1つ目の「Iラインシルエット」から。こちらは、最もベーシックで基本的なシルエットです。
アルファベットの「I」のように、上半身も下半身もタイトな洋服を使ったもの。
洋服が身体にフィットしており、キレイに見えやすい特徴があります。
細いものは視覚効果で長く見えるので、身長を高く見せるテクニックの1つになります。スタイルが良く見えるので、大人っぽさも演出することができます。
スーツスタイルがスマートに見えるのは、このIラインシルエットを使っているから。
コーディネートとしては、トップスはジャケット、シャツ、Tシャツなどからタイトめなものを選び、ボトムスはスキニーなどを履くことで作ることができます。
Yラインシルエット
続いて、2つ目は「Yラインシルエット」です。
上半身にボリュームがおり、下半身はタイトにまとめたシルエット。
下半身が細身で大人っぽさを確保しつつも、お腹周りを隠し、華奢な体やぽっちゃりさなど体型の悩みもカバーしやすい特徴があります。
また、トップスにボーリュームが出せるので、トレンドのオーバーサイズを取り入れやすいです。
下半身はスキニーや細身のスラックスなどで、上半身はボリューム感のあるアウターやオーバーサイズのTシャツなどでコーディネートが完成します。
Aラインシルエット
最後、3つ目が「Aラインシルエット」です。
こちらはYラインシルエットとは逆に、上半身はタイトに、下半身にボリュームを出したシルエットです。
下側にボリュームがあるのでドシっとした印象があり、男らしい雰囲気を作れます。また、下半身の体型が隠れることになるので、足が太いなどの体型カバーにも良いです。
Aラインシルエットは夏場に作りやすいシルエットかなと。夏場は半袖になるので上半身をコンパクトに見せやすく、しかもルーズなボトムスは洋服が足に触れている面積も少ないので、涼しさもあります。
逆に冬場はアウターを着る機会が増えるので、上半身をコンパクトにしにくく、作りにくいシルエットとも言えます。
コーディネートは、ボトムスにスラックスなどのキレイめアイテムを配置するのが鉄板パターン。
ワイドなシルエットはそれだけでカジュアル感があるので、アイテムをキレイめにすることで、程よく大人っぽさを出すことが出来ます。
ではこの基本的な3つのシルエットから、まずはどれを使えば良いのか、についてお話しします。
まずはYラインシルエットから、慣れてきたらAラインシルエットがオススメ
これからオシャレしたいとか、シルエット選びに自信のない方にまずオススメしたいのが「Yラインシルエット」です。
「あれ?Iラインシルエットが最もベーシックって言ってなかったっけ?」とお思いの方、
Iラインシルエットは、キレイな雰囲気からビジネスシーンでは重宝するものの、休日などカジュアルシーンではややカッチリし過ぎる印象です。
また昨今オーバーサイズのトレンドが続いており、今やオシャレな方の界隈では一般的になりつつあります。タイトなシルエットは今っぽさに欠ける、と言えるくらいです。
そして、Yラインシルエットは下半身がキレイめであるものの、トレンドのオーバーサイズで、大人が取り入れるにはピッタリのシルエットです。
しかも、細身からぽっちゃりしている方まで、いわゆる見せたくない体型をカバーしてくれる効果もあります。
シルエットにメリハリが生まれ、万人にオススメできるものと言えるでしょう。
Yラインシルエットが慣れてきた方や、すでにある程度オシャレを楽しんでいる方は「Aラインシルエット」に挑戦するのも良いでしょう。
Aラインシルエットはダボっとした雰囲気から、一歩間違えれば野暮ったい雰囲気になってしまいます。
ドレスライクな印象という意味では
「Iラインシルエット→Yラインシルエット→Aラインシルエット」
の順番でカジュアルに近くなります。
コーディネートはシルエットでカジュアルになった分、アイテムでドレスに寄せてあげることで大人らしさを作りやすいです。
例えば、上半身にシャツ(ニット)、下半身にスラックスなんて組み合わせであれば、シルエットはダボっとしたカジュアルなものの、アイテムがドレスの要素があり、結果バランスの取れたコーディネートに仕上げられます。
とはいえ、アイテム選びさえ気をつければAラインシルエットはそんなに難しいものでもありません。使いこなせれば一気にトレンドライクな今らしいコーディネートが出来ます。
手持ちの洋服がある程度、揃ってきたら是非チャレンジしてみていただきたいシルエットです。
以上。本日はオシャレの基本ということで、素敵に見えるシルエット選びをご紹介しました。
まずは基本となる「I・Y・A」のシルエットから自分好みのものを見つけて、コーディネートを作ってみましょう。
この記事が少しでもコーディネートの参考になれば幸いです。
それでは、今日の記事はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。
「今回のコーディネートに使用したアイテム」