こんにちは。白須(しらす)です。
7月に入り、もう少しで夏本番。まだ本格的な暑さでは無いけど、春の装いはそろそろ卒業かな、という気温になってきました。
本日は、筆者の夏ビジネススタイルをご紹介したいと思います。
お仕事は毎日のことなので出来るだけ快適に過ごしたいものですよね。今回はこんな着こなしをすれば、涼しくオシャレに過ごせますよというコツをご紹介したいと思います。
それでは、早速いってみましょう!
今週のコーディネートはコチラ!
poloshirt : LACOSTE
bottoms : order
shoes : SCOTCH GRAIN
bag : PELLE MORBIDA
今回のコーディネートがこちら。
夏のビジネススタイルということで、涼しげなポロシャツを使ってコーディネートしてみました。
これは私自身がわりと普段からしているコーディネートです。ややラフで砕けたコーディネートなので、外出がない出勤の日などによく着ています。
夏場はドレスシャツにスラックス、というコーディネートをされる方も多いかと思います。しかし、長袖シャツは引き締まってカッコ良く見えるものの暑いですよね。
また、半袖のドレスシャツなんて選択肢もあります。半袖シャツは、アイテムが悪いわけでは無いのですが、ビジネスではなんだか少し野暮ったく見えるもの。シャツというドレス要素と半袖のカジュアル要素がどうも不釣り合いに見えてしまうんですよね。
しかもこれらのシャツの一般的なブロード生地は、かなり高密度に織られています。汗をかくと身体にピタっと張り付いて不快なこともあります。
というわけで今回登場するのが、「ポロシャツ」です。ポロシャツは元々スポーツウェア由来のアイテムです。ややカジュアルな雰囲気があるので、半袖でもすんなりハマって見えるのです。
それでは今回のコーディネートを、「トップス、ボトムス、バッグ」の3要素にわけてご紹介していきます。
①キーアイテムは「ポロシャツ」
今回のコーディネートのキーアイテムはラコステの「ポロシャツ」です。
まずポロシャツが、なぜ快適なのかについて解説していきます。
半袖で腕の大部分が覆われておらず、素肌が露出しているということもありますが、秘密は生地にあります。
私が着用しているものも含めて、多くのポロシャツは「鹿子生地」というものが採用されています。
この鹿子生地は表面に凹凸があるので、汗を吸収しても表面積が大きく乾きやすいというものです。
またブロードなどと比べればザックリ編みなので、風通しも良いです。長時間サラリと快適に過ごせます。
そして、ポロシャツはデザイン的にも、ちゃんと首回りに襟とボタンがついており、ある程度のドレッシーさも兼ね備えています。流石にビジネスにクルーネックのTシャツを着るわけにもいきませんからね。
今回、私はラコステのものを着用しています。ラコステの生地は希少なスーピマコットンで編まれているので、やや鈍い艶感みたいなものがあります。
ボトムスのスラックスに合わせても、そんなにかけ離れた雰囲気にはなりくく、よく馴染んでいるかなと思います。
またポロシャツは、ほんのりゆったりめのサイズを選ぶのが今の雰囲気です。
ビジネススタイルはジャストサイズが基本でした。スラっとして見えた方が体型がキレイに見えるからです。
その価値観は今でも変わりませんが、ピタピタではなくある程度リラックスしたものも受け入れられる様にもなってきました。
なのでポロシャツはワンサイズくらい上げてもカッコ良いでしょう。過度なオーバーサイズではなく、ほんのりゆったりしているかな?という具合がちょうど良いかなと思います。
近年は「ビジカシ」ということでかなりもてはやされているポロシャツですが、テレワーク需要などもあり、その流れはさらに加速しているように感じます。
とはいえ、ここまでポロシャツのメリットばかり説明してきましたが、ポロシャツはビジネスにおいては、着れる場面が限られます。あくまでポロシャツはカジュアルアイテムです。
職場のTPOに合わせて、問題ない方は着てみることをオススメします。
②スラックスは色味で季節感を
続いて、今回ボトムスには数年前にオーダーで仕立てたスラックスを履いてみました。
スーツアイテムはトレンドに左右されにくいので、比較的長く着ることが出来ます。自分の体型にぴったり合うオーダーなんてのも良いものです。こちらのスラックスも数年前に仕立てて、今だに現役選手で愛用しています。
また最近ではそうでもありませんが、当時はタック入りで細身なシルエットのスラックスって既製服ではあまり展開されていませんでした。こういった欲しいディティールをピンポイントで叶えてくれるのとオーダーの良いところです。
こちらのスラックスも細身に見えますが、実はそこまでパツパツにタイトには仕立てていません。特にもも周りには生地をつまめるくらいのゆとりがあります。
スラックスはセンタープレスがあるので縦ラインが強調され、かつ折り目により履いてもパンツが横には膨らみにくいです。前から見ると細身に見えます。
そして、テーパードという裾にかけてギュッと細くなるシルエットにしています。これだけでも随分体型がキレイに見えるものです。
スラックスはむしろ、ある程度はゆとりがないとシワが出来てしまい美しくありません。スラックスにはシワは出来にくいのに、細くてスタイリッシュに見える秘密が詰まっています。
スラックスの色はライトグレーです。
トップスのポロシャツがブラックなので、ボトムスは定番のミディアムグレーでは重過ぎます。軽快感を出すためにもやや明るめの色を選んでみました。
春夏はどこかに明るい色を入れてあげると季節に似合う雰囲気になります。
③移動回数は少ないけど、荷物は多い。バッグは大容量がオススメ
ここからは少し余談ですが、最後にバッグについてもご紹介します。
今回のコーディネートでは、大きめのレザーのボストンバッグを持ってみました。最近はバッグもやや大ぶりが好まれる傾向にあります。
というのも出張、外出などの仕事中の移動は少なくなったものの、1回の移動で運ぶ荷物の量は増えたからです。
例えばテレワークなどでパソコンを自宅⇄会社間で持ち歩く機会も増えたことによります。
ブリーフバッグがカッコ良いのはもちろんですが、パソコンによっては少し窮屈だったり、電源ケーブルが入らなかったりしますからね。トートバッグ型やこういったボストンバッグ型は容量が大きいものが多いので、重宝します。
以上。本日は夏を快適に過ごせるビジネススタイルをご紹介しました。
皆さまの洋服選びの参考になれば幸いです。
それでは、今日の記事はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。
「今回のコーディネートに使用したアイテム」