手持ちの洋服の中には、毎日着ているなとか、これは今シーズンはあまり着なかったなとか色々かと思います。
購入するときはどれも素敵なアイテムばかりなのですが、我々大人は毎日が同じ服というわけにはいかない場合もあります。
私の場合はデニムジャケットは大好きなアイテムですが、仕事にはトゥーマッチ。
そんな、私のワードローブの中で冬にほぼ毎日着る服があります。
それはネイビーのチェスターコートです。
今回、そんなチェスターコートを新調して、1ヶ月ほど着てみたのでレビューしてみたいと思います。
ウールカシミヤチェスターコート
とってもベーシックなネイビーのチェスターコートです。
チェスターコートは元々持っていたので、今年はとくに買う予定はしていませんでした。
たまたまお店で見たところ、あまりにも素敵だったのでつい買ってしまいました。
チェスターコートとはテーラードジャケットの丈を長くしたようなデザインで、スーツスタイルにはもちろん、少しドレッシーなカジュアルスタイルにもコーディネートできるアイテムです。
色はネイビーを購入しましたが、パッと見ブラックかな?と感じるくらい深い色合いです。
まず特筆すべきは生地です。
名前の通りウールとカシミアが混紡されており、比率はウール90%、カシミア10%となります。
質感はかなり艶もあり、手触りもサラサラと気持ちよく非常に滑らか。とても定価15,000円のコートとは思えないクオリティです。
実は2~3年前にも同じUNIQLOのチェスターコートを購入しています。以前の生地もウールカシミアの混紡であることは変わらないものの、明らかにザラザラした手触りでした。今回のものは明らかにレベルアップしていることがわかります。
今回のものは50,000円くらいのコート生地と比較的しても見劣りしないくらいのクオリティがあります。そのくらい高級な雰囲気を感じます。
デザインはノッチドラペルの3つボタンといたってベーシックなディテール。
スーツが好きな方であれば、段返り3つボタンの方がいいという方もみえるかもしれません。
私としてはチェスターコートは着丈が長く、段返り3つボタンですとVゾーンが広くなり過ぎてしまい、防寒性が下がってしまうのでこのバランスも良いかなと思います。
また、こちらの3つボタンの方がジャケットとVゾーンの広さともちょうど合うので、つながりも美しく感じます。
ゴージラインの高さも、今の時代感から言えば高くも低くもないです。おそらくここ数年くらいに買ったジャケットであれば、このチェスターコートとゴージの感じはピッタリ合うのではないかなと思います。
ポケットにフラップはなく、斜めに配置されたスラントポケットになっています。
コートは寒い時に手を入れたくなるので、私はこのポケットが大好きです。
フラップが無いのでモノを入れると落ちてしまわないか不安になりますが、そういった場合は内ポケットにしまうのが良いかと思います。
腰ポケットはあくまで手を入れるところと割り切ってしまいます。腰ポケットにモノが入っているとシルエットが崩れてしまうということもありますからね。
そしてここからは、ちょっと残念だなと感じる部分2点。
1つ目は胸ポケットがないこと。
チェスターコートって生地面積が広いだけに、のっぺりした印象になりやすいです。胸ポケットがあるとデザインのアクセントにもなります。
また、私の場合はここにグローブ入れたりと意外収納として使います。UNIQLOさんはシャツにはポケットついてるのにコートにつけないのなぜなのかな?と疑問に感じるところです。
2つ目は商品とは直接関係がありませんが、このチェスターコートは一般的な店舗には置いていないこと。一部店舗商品なので、いわゆる大型店にしか取り扱いがありません。
去年までは普通に買えていたのに少し残念に感じます。
さて、そんなチェスターコート実際に着てみましょう。
オーバーコートは少しゆったりめくらいが丁度良い
実際に着てみるとこんな感じです。
165cm/53kgにてネイビーのMサイズになります。
全体的には良いバランスに感じます。
着丈は膝丈より少し長いくらいでしょうか。やっぱりコートは少しゆったりしているくるいの方がエレガントに見えます。
身幅も少しゆったりめです。冬場はかなり着込むことがあったり、また私の場合はインナーにマフラーを巻いて、その上からコートを羽織ることもあります。その際にある程度大きな身幅がないとモコモコと着膨れし過ぎてしまうので、これくらいのゆとりがあると収まりもいいです。
このような理由から、私の体格ではSサイズが適正となりますが、今回はMサイズをチョイスしてみました。
結果的に大正解だったと思います。
ただ、袖丈は手の甲まですっぽり隠れております。コートという意味ではおかしくはないですが、見方によっては少し長いかなという印象です。
普段、コートは高額だけに失敗したくないからと、無難なチョイスをしてしまいがちです。こういったサイズ遊びが出来るのもUNIQLO価格の良いところです。
こちらのUNIQLOのチェスターコート。オンライストアを見ると12月現在でも少しサイズ欠けしています。
今年は例年の様に在庫をたくさんかかえているわけではないようです。一部店舗商品なのもそれが理由なのでしょう。売り切る前提で、廃却在庫のことを考えなくて良いおかげで、この生地感やクオリティーを実現できているのかもしれませんね。
気になる方はぜひ早めにチェックしていただければと思います。
それでは、今日の記事はここまでです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。
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