コーディネート

服選びに時間をかけない方法とは?

今季もたくさんの冬物ファッションアイテムを購入してきました。あとは残りの季節を手持ちの服を活用して楽しむだけです。

だけど、実際に買った服ってどうコーディネートしたらいいのでしょうか。

気づけば、なんだかいつも同じ合わせになってしまう。

私もこんなことが良くありました。

とくに服選びは出かける直前になることも多く、急いでいる時は考えなしのテキトーなコーディネートになってしまいがちです。

服によってはせっかく買ったのに着方が分からず、あまり着ないでシーズンが終わってしまうなんてことも。

今回は私が実践している、ある方法をご紹介します。是非参考にしてみて下さい。





コーディネートをパターン化してしまう


服選びに迷わないための解決策は、ずばりコーディネートをパターン化してしまうことです。

完成されたコーディネートを選択肢の中から選ぶだけであれば、そんなに迷うこともないですよね。

事前に準備しておき、その日の行く場所や目的、誰と会うかなどの要素から選択します。こうすると余計なことを考えなくて良いので、服選びが非常に楽になります。

ベースがあるので、その日の気分によってアレンジするなんてこともやり易いでしょう。

そして、当たり前ですがそのためには、まずは自分がしたいスタイルを決める必要があります。


自分なりのしたいコーディネートを連想しよう


まずはどんな場面にて出くわすか想像してみましょう。

・平日のお仕事
・女性とデート
・友人と居酒屋へ飲みに行く
・キャンプなどのアウトドアシーン

いろんな場面が考えられますね。

それぞれの場面に適したコーディネートというものがあります。

お仕事であればわかりやすくビジネスに適した格好=スーツとなることが多いでしょう。

女性と会うのであれば出来るだけ大人らしいキレイな装いにしようとか、男友達と飲みに行くのであればキメすぎないラフな格好にしてみようかななど。

アウトドアみたいに目的がハッキリしている場合はわかりやすいですよね。動きやすくて、汚れても気にしない装いが求められます。

そして、その場面に応じて手持ちのアイテムでどんなコーディネートが組めるのか考えてみましょう。

女性とランチに行くとしましょう。スーツではカッチリ過ぎるのですが、適度に大人らしいキレイめな装いが求めらるでしょう。

定番のネイビージャケットを活用して、インナーも手堅くキレイめなハイゲージのニット、ボトムスは外しでデニムにしてみよう。アクセサリーはつけた方がオシャレだけど、やり過ぎにならないように腕時計だけにする。靴はほどよくバランスの取れたローファーで。

こんな感じにワードローブの中から組み合わせを考えていきます。

実際に組み合わで着てみて鏡の前で確認すると良いでしょう。自分なりにバランスよくコーディネート出来ていれば完成です。

さらに、出来たコーディネートをしっかりとメモを取りましょう

頭で覚えるのには限界があります。スマホのメモアプリにでも記録しておけば、今日はあのコーディネートが使えるなとすぐ判断できますよね。

捕捉ですが、このコーディネートを考える行為はクローゼットの整理にもなります。

コーディネートで選ばれなかった服はもう、役目は終えていると言えるでしょう。

着ないものが手元にあると、だんだんと自分が何を持っているのかさえ把握できなくなってきます。そうなってはコーディネートの選択肢を狭くしてしまうことにもなるでしょう。

処分してしまうか、古着屋さんに持っていくなどして手放してしまうのが良いでしょう。





執筆者はこんな風にコーディネートしています


それでは私自身が考える具体例を少しご紹介します。

基本的に平日と休日にわけてコーディネートするようにしています。平日と休日では目的も会う顔ぶれも全然違いますからね。

outer : UNIQLO
jacket : UNITED ARROWS
shirt : order
tie : TIE STATION
bottom : THE SUIT COMPANY
shoes : REGAL
bag : PELLE MORBIDA
scarf : johnstons

こちらは平日に仕事へ行く時のコーディネートです。

ビジネスの基本となるジャケットにスラックスのスタイルです。私の職場はそこまで堅くはないので、少しカジュアル感のあるジャケパンを好んで着るようにしています。

ベーシックなネイビージャケットにグレースラックス。派手さはないですが、堅実で良い成果を出してくれそうだな、と印象付けられる格好を心がけています。

その日のアレンジでカーディガンを着てみたり、ネクタイやシャツを変えてみたりはしますが大きな変化は出ないようにしています。

ブレることのない不変的なスタイルの方がビジネスには適しているかなと。このコーディネートは今後も変わらず続けていきたいと思います。

◯写真 休日コーディネート

outer : Barbour
knit : UNIQLO
bottom : THE SUIT COMPANY
shoes : Crockett&Jones

こちらは休日のコーディネートです。

最近はめっきり出来なくなってしまいましたが、男の友人と夜の居酒屋に飲みに行く時なんかに使っていました。

こちらは少しカジュアルな合わせです。

バブアーの野暮ったくてラギッドな雰囲気が好きでよく着ています。

あまり男らしくなり過ぎないように、バランスを取るためにもインナーはブラックのニット、ボトムスはグレースラックスとモノトーンでキレイめな雰囲気にしています。

バブアーはガシガシ着れるので、汚れなんか気にしないぜ、という気持ちで着れる手軽さも魅力です。

もちろん、もう少しラフにインナーをTシャツにしたり、ボトムスをキレイな雰囲気の色落ちのないデニムに変えるなんてアレンジも出来ます。

outer : UNIQLO
knit : UNIQLO
shirt : LACOSTE
bottom : RESOLUTE
shoes : JOSEPH CHEANEY

休日のコーディネートその2

こちらは買い物に行く時から、妻と出かける時まで幅広く活用しているコーディネートです。

コートとニットのシンプルな合わせるですが、キレイな雰囲気も出してくれるので少し都会的な場所に行くことを想定しています。

こちらは逆にキレイめになり過ぎないように、ボトムスをデニムにして調整しています。

アウターを変えれば、もっとラフなコーディネートにして別の目的にも使えそうです。例えば、ショート丈のブルゾンを着てお散歩用なんて感じで

アウターを脱いでしまえば、春先にもそのまま使っていけるコーディネートかなとも思います。

以上。服選びに時間をかけないコツのご紹介でした。

ちょうど今はお店でも春物が出始めています。春物を買う時もいきなり、このアイテム良さそうではなく、コーディネートを考えてそれに合致するかどうかという観点から考えると、失敗が少ないと思います。

今はファッション誌だけでなく、Instagramや YouTubeなどで、身近に具体的なコーディネートが数多く紹介されています。様々な情報媒体を使いながら考えていくのも良いかなと思います。

それでは、今日の記事はここまでです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、次の記事でお会いしましょう。

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