こんにちは、白須(しらす)です。
先日、大人の男性ファッションには「ドレスとカジュアルのバランス」が大切です。という、記事を投稿しました。まだ読まれていない方は先にこちらを読んでみてください。
今回はもう1歩踏み込んだ内容として、注意すべきことをお話しします。
ドレス度カジュアル度
コーディネートにおいて
ドレス7割 : カジュアル3割
が良いバランスですとなるのですが、それ以外にも注意するべきポイントがあります。
それは、ドレスとカジュアルをミックスしていても相性が悪いこともある、ということです。
例えばこんなコーディネートをしたとします。
白シャツ×ベージュチノハーフパンチ×黒ストレートチップシューズ
ドレスの中に1点カジュアルが含まれており、良い配分の筈なのですがなんだかチグハグして見えますよね。
これは、ハーフパンツのカジュアル度と黒ストレートチップシューズのドレス度がかけ離れすぎており、違和感を感じてしまうためです。
こちらのグラフを見て下さい。
上にいけばドレス度が高く、下にいくとカジュアル度が高いことになります。
この中で3個以上、上下に離れると合わせるのが難しくなってきます。
よって今回の場合、靴をカジュアルダウンして、ハーフパンツとレザースニーカーと合わせると相性が良いことになります。
同じアイテムでもドレス度カジュアル度が違うことがある
ジャケット×スラックスのセットアップが2つあったとします。片方はビジネススーツ、もう片方は肩パッドのないルーズなシルエットのもの。この場合、明らかに後者の方がカジュアルなアイテムになります。
この様に同じアイテムでもサイズ(シルエット)、デザイン、素材によってもドレス寄りかカジュアル寄りかが分かれます。
先ほどのコーディネートのことと合わせて、考えるようにしてみて下さい。
具体的にはビジネススーツのジャケットにブルーデニムとスニーカーを履くとなんだか堅い印象になります。しかし、ジャケットを先ほどの肩パッドのないルーズなシルエットのものに変えると、少しカジュアルに寄るため自然に見えます。
まとめ
今回の注意点として、
・ドレス度カジュアル度が離れすぎているアイテム同士は合わせにくい場合がある。
・アイテムのシルエット、デザイン、素材によってドレス度カジュアル度が変わる。
となります。
少々、複雑に感じたいかも知れませんが慣れれば自然と判断出来る様になりますので参考にしてみて下さい。