気がつけばもう11月。今年も早いものであと1ヶ月で終わりなんですね。
今年は新型ウイルス感染症による外出自粛の影響もあり、服について考える時間がすごくたくさんありました。振り返ると、自分の服を見つめ直した年だったなと思います。
「流行より永く愛せるものを」
日頃から、こんな考えを念頭に服は選んでいるつもりです。
流行を取り入れることが悪いわけではありません。むしろ、今まで気づいていなかった、新しい発見ができるときもあります。
今年はたまたま自分の中で、ベーシックなものを揃えたいという考えが色濃く出ていました。例えば、永遠の定番みたいな服を試してみたり。
今回ご紹介するセントジェームスのウェッソンも、カットソー界の定番中の定番ともいうべき存在です。
セントジェームス ウェッソン
フランスのカットソーメーカーであるセントジェームス。そのラインナップの中で最も有名なのがこの「ウェッソン」です。
バスクシャツと呼ばれるもので、フランスとスペインの国境をまたぐバスク地方、その地に住む漁師たちが愛用していた仕事着がウエッソンの原点です。
ボートネックという、横に広い首元が特徴的です。
それなりに厚手のコットン100%生地なので、丈夫で実用的。洗濯機でガシガシ洗っても大丈夫です。着込んでいくことによって、だんだんと風合いも出てよく馴染んでいきます。
実用着なんだから、少しヨレてきたくらいが丁度良い、そんな男らしらがカッコ良さでもあります。
2ヶ月着てみて馴染んできた。
私が購入したのは色は無地グレー、サイズはT3でメンズXSサイズ相当になります。
バスクシャツって普通はボーダー柄のものが一般的です。独特のマリンっぽさみたいなのが表現できますが、柄であるためコーディネートにある程度、制約が生まれます。
無地のものである方が、着回ししやすいのではと思い、今回は無地グレーを購入しました。
購入して2ヶ月程経ち、袖や裾が若干クタっとしてきました。10回くらいは着て、洗濯をしたと思います。サイズも最初は少し大きめだったものが、だいぶ縮んでピッタリサイズになりました。
正直、この手のロンTはUNIQLOや無印良品でも手に入ります。なのになぜ、価格が倍以上もするこちらを選んだのか。
もちろん、前述のバックストーリーやフランス製ゆえのヨレやすかったり、ちょっと雑な感じが心をくすぐるというのもあります。
それ以上に昔からあり、不変的だということにあります。
今回、私はT3というサイズを選びました。次買うときは今回と同じでピッタリにしようとか、もう少し大きく着たいからT4に上げてみようとかそんな選択肢もあります。
ファストファッションにありがちな今期は販売したけど来季は無くなりました、みたいなことはないです。
無くならないから買い足しできる、カラーバリエーションが豊富でいつでも買える、いつの時代も変わらないスタイルで楽しめる、こんな所に惹かれたのです。
中にインナーを着たり、アウターを羽織ったりコロコロ使える
私が選んだウェッソンはとくに無地ということもあり、非常にシンプルなデザインです。1枚で着るというよりかは何かと掛け合わせて楽しむのが良い様に感じます。
春秋など今ぐらいの気温であれば、薄手のアウターやジャケットを羽織る。
冬場は首周りが寒いのでウェッソンの中にポロシャツやバンドカラーシャツなんかを着て、その上から厚手のアウターを着てもバッチリ活躍します。
ボトムスはスラックスやデニムでもOK。
コロコロ着回して、真夏以外は1年中使えちゃいます。
こういうシンプルに使いやすいものって、どうしてもコレクション欲が湧いてしまいます。
ラコステのポロシャツなどにも通じるものがありそうで、私はいろんな色が欲しくなっちゃいます。
ベージュも良いなとか、春になったら気分転換にボーダーも買ってみようかなとか。夢が広がりますね。
それでは、今日の記事はここまでです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。