オシャレ術

オシャレのコツはTPOを意識すること

こんにちは。白須(しらす)です。

本日は日々、私が感じているコーディネートの考え方についてご紹介したいと思います。

私が服を着る上で1番大事にしていることは、その日の目的に応じたコーディネートをすることです。

洋服とは相手が受ける印象でオシャレかどうかが決まります。洋服を見ているのは自分ではなく相手だからです。

ではそのオシャレとは何なのか。

それは、その時の雰囲気にマッチしているのか、つまり場に適した格好が出来ているかにあるんです。

それでは、オシャレの基本とも言えるTPOについてお話しします。

皆様に何かの参考になれば幸いです。





TPOに応じてコーディネートを使い分ける


皆さまは「TPO」というワードをご存知でしょうか?昔から言われていることなので、だいたいの方が聞いたことはあると思いますが、改めて確認させていただきます。

「TPO」とはTime(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)の頭文字をとって、「時と場所、場合に応じた服装などの使い分け」を意味する言葉です。

よくTPOに合わせた格好で~なんて言われますが、私はこのTPOがファッションにおける最も重要なことだと考えています。

ビジネスならスーツ、ランニングするならTシャツにショートパンツのスポーツウェアなど、目的に応じた格好があり、この組み合わせが逆になることは絶対にないですよね。

スポーツウェアでビジネスの商談に来たら、「この人大丈夫かな・・・」なんて思いませんか?

普段のどんな時でもTPOは存在します。何気ない場面でもTPOを意識するだけでグッとオシャレに近づけるんです。

そして、もう一歩踏み込んで考えていただきたい重要な要素が誰と会うのか、誰と行くのかなど人の要素です。

商談で相手がビシッとキマったスーツを着ていたら、なんだか信頼出来そうですよね。

洋服やコーディネートは他人から見られたとき、相対的な評価で良し悪しが決まります。

自分はコレが良いこのアイテムが好きと思う、こういったことも服を楽しむ上では大事ですが、他人を不快にさせたり不安に思わせるコーディネートは絶対にオシャレには見えません。

TPOを意識することは人を意識すること。

今ら会う人にどんな印象を持たれたいか、そんなことを考えてコーディネートしていくのかを考えてみましょう。

ここまでくると、かなり目的を意識したコーディネートができそうです。


普段着(カジュアル)の中にもTPO


先ほどのビジネスにはスーツ、ランニングにはスポーツウェアの様に常にわかりやすい正解があれば良いのですが、普段着というジャンルはそうもいきません。なのでもう少し踏み込んで考えてあげる必要あります。

カジュアル場面、普段着というジャンルでTPOと言われてもピンとこない方も多いかと思いますので、具体例にて考えていきたいと思います。

春先の昼間、たまには友人と最近の近況でも話すかと、イタリアンの美味しいレストランにランチに行く。

こんな場面があったとします。

時間 : 春先の昼間
場所 : イタリアンレストラン
場合 : 昼食を一緒に食べる、近況を話す
相手(人) : 気の知れた男性友人

この場合、この様な要素にわけることが出来ます。

まずはまだ春先は少し肌寒いので、外を歩くときはオーバーコートが必要そうですね。

お店に入れば、すぐにコートを脱いでしまいます。それでもコーディネートが成立するようにすると良いでしょう。

オシャレなイタリアンレストランだからTシャツではなく、ニットくらい着ておくか。ニットといっても、ウールでは季節感に欠けるから、リネン素材で季節をやや先取りしてみよう。

程よくリラックス感を出すためにも、ボトムスくらいは少し砕けたデニムをチョイス。

ジャケットを着ていても良いけど、相手は気の知れた友人なのだから、今回は無しでいこう。ジャケットはキレイな印象に見える一方で、なんだかかなりカッチリしているな?とも受け取られてしまうためです。

ちょっと勘ぐりすぎな気もしますが、コレくらいが良い塩梅かなと。

このコーディネートを見た友人はそんな裏事情を感じないでしょうが、とくに気負わずに気軽に話をしてくれるでしょう。





ドレスを軸にするとコーディネートを組みやすい


ランニングなどスポーツ、キャンプなどアウトドア、冠婚葬祭、ビジネス。こんな風にわかりやすい目的がある場合は良いのですが、普段の暮らしの中はここまで明確でない時の方が多いでしょう。

そんな時はドレスから引き算していくという考え方が便利です。

大人はキレイめなスタイルが似合いやすいので、コーディネートが組みやすくなります。

まずはドレスの頂点であるスーツスタイルをおさらいしましょう。

・ウールのジャケット
・ウールのスラックス
・白シャツ、ネクタイ
・革靴
・レザーバッグ、腕時計etc

普段からこの格好は流石に浮いてしまうし、気恥ずかしさもあります。

しかし目的に応じて、ドレスから引き算していくことで、部分的に取り入れることは容易です。

キレイめが似合う場面ではあまり引かず、カジュアルな雰囲気であれば大きく引いてしまう。スーツの良さを取り入れつつも、カジュアルにコーディネートすることを目指してみましょう。

例えば、上半身はTシャツやポロシャツでも下半身はスラックスを履いている。逆に上半身はジャケットだが下半身はデニムを履く。

もっと砕けてTシャツに短パンだとしても、Tシャツ出来るだけ美しく上質な素材を選ぶ様にしてみるなどなど。

あくまでドレス(スーツスタイル)を基本として、目的に応じて着崩していく、これが大人らしいスタイルなのかなと思います。

カジュアル場面というのは明確なルールが無いだけにTPOを意識しにくいです。このように自分なりの正解を1つ持っておくと、コーディネートが楽になります。

以上。オシャレのコツはTPOを意識しようというお話でした。

それでは、今日の記事はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、次の記事でお会いしましょう。

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