オシャレ術

【着こなしのテクニック】袖まくりのやり方をご紹介します!

こんにちは。白須(しらす)です。

今回は着こなしのテクニックについてご紹介します。

着こなしのテクニックって色々あるのですが、春から使えるものとして「袖まくり」について考えていきましょう。

袖まくりはシャツやロンT、ニットなんかで使えるテクニックで意外にもやるのとやらないのとでけっこう印象を変えることが出来ます。

それでは早速いってみましょう。





なぜ袖まくりが必要なのか?


なぜ「袖まくり」をするのかということについて。

まずは袖まくりをすることで、体温調整することが出来ます。

長袖のシャツを着ている場合、朝は寒かったけど昼間は少し暖かいなんてときに、袖まくりをすれば肌の露出が増えるので少し涼しくなりますよね。

他にも春に買ったシャツを袖まくりすることで、夏にも着れたりします。同じアイテムを少し長く使えることもあります。

そしてもう一つの役割、ここからが重要です。それは、袖まくりをやるかやらないかで、かなり見た目に変化をつけられるということです。

袖は腕の先端、つまり体の末端に位置するパーツです。

首、手首、足首の末端部位は「3首」と言われており、先端は視線が集まりやすいのでここに気を使うと全体としてオシャレに見せることができるパーツとされています。

首は顔が近くにあり、みな会話する時は相手の表情、つまり顔を見るので目立ちます。

手や足は動作をとれば動く場所で、よく見られます。動いているものってなんとなく目で追ったりしてませんか?これが先端に目が行きやすい理由なのです。

私自身もよく靴や鞄、髪型の身だしなみは特に気を配りましょう、というご紹介の仕方をすることが多いのですが、これは全てが先端に位置するパーツだからです。

なので腕の先端に位置する袖の変化、今回のように「袖まくり」をすると印象をガラリと変えられるのです。

もちろん、そのまま長袖のシャツを着るのも素敵です。それだけだなく、袖まくりをすることで着こなしに幅を持たせることが出来てコーディネートにおいてもバリエーションが増えます。

その他にも季節感を表現したりもできます。ニットを着ているとなんだか暖かそうですが、袖まくりをすることで涼しげな印象に変えられるなど。

この様に細かいところですが、同じトップスのアイテムを着ていても袖まくりをするかしないかで見た目の雰囲気はずいぶん違います。





実際に袖まくりしてみた


袖まくりのやり方はごくごく簡単で袖ボタンを外して、折り返すだけです。

シャツならカフスには2つボタンが付いているものが一般的です。最初の1つ目だけ外して、2回巻くのがバランス良く見えるところかなと。

長袖だったものが、目安として7部丈ぐらいになって軽快感が出るんですよね。

注意点はやり過ぎない(折り返し過ぎない)ことです。5部袖以下の肘が出るのはちょっと短くなり過ぎていると思った方が良いでしょう。

袖が肘より上は位置すると「これから作業するぞ!」みたいな、見た目になってしまいます。

また、折り返す幅は大きければカジュアルに、小さければドレスライクに見えます。どっちが良いというわけではなくて見せたい印象で、選んでみましょう。

例えばキレイな艶のある大人っぽいシャツなら細め、ガッシリ厚いオックスフォード生地なら太めなんてのがシャツのキャラクターには合ってます。

とは言ったものの、まずはカフスの幅で折り返すのが自然で間違いがないです。

そして、腕まくりしたとき手首回りが寂しくならないように、ブレスレットや腕時計などアクセサリーつけるのも良いでしょう。

素肌が見えたところに腕時計やブレスレットをすると着こなしのアクセントになります。

手首は目立つところなので寂しくならないように着飾ってあげるとオシャレに見えます。

続いて袖がリブになっているものについて。ロンTやニット、スウェットなどがコチラにあたります。

リブの場合、袖まくりのやり方はとっても簡単。ただ袖を引き上げるだけで良いです。

引き上げる度合いはシャツ同様7部袖くらいが丁度良いでしょう。

また、トレンドのオーバーサイズのトップスの場合は袖丈が長くなります。ただ引き上げるだけだと、袖まくりしたところがクシャクシャっとシワが寄りすぎて蛇腹みたいな雰囲気になります。

コレでも良いのですが、大人っぽく少しキレイに見せたいのであれば、シワが寄ったところに余った生地を被せるように、少し垂らすのも通っぽく見えます。少しドレッシーな雰囲気になったのではないでしょうか。





袖まくりは使い分ける


袖まくりはやれば腕がシュッとして見えます。

まくった袖が太く見えるので、対比でそこから出ている腕は細く見えるのです。

そして、袖まくりという行為自体が着こなしのアクセントになり、オシャレに見えやすいポイントです。

しかし、どんな時にも袖まくりをやれば良いというものではありません。どんなコーディネートがしたいかで使い分けると良いでしょう。

例えばコーディネート全体がカジュアルなときはあえて、袖まくりせずにキレイな雰囲気にする。

逆にドレスアイテムであるシャツは、そのままだとキレイに見えすぎるので、あえてカジュアルダウンさせるために袖まくりする、なんてのもアリです。

長袖と半袖だと半袖の方がカジュアルですよね。

つまり、袖まくりは半袖に近づくのでカジュアルに寄りになる着こなしと言えます。

他にもオーバーサイズ感を出したいときは、袖まくりしない方が袖が長く見えてオーバーサイズが強調なんて効果もあります。

着こなしで変化を付けずに、最初っから7部袖のシャツを使えば良いのでは?と思われる方もみえるかもしれます。ですが、7部袖のシャツは大人の男性にはあまりオススメしていません。

7部袖のシャツは何もしなくても、こなれ感はあるのですが、大人が着るにはちょっとカジュアルな印象過ぎます。

長袖をの袖をまくることであえて色気を出すのと、最初から7部袖なのとでは受ける印象も違って見えます。

以上。袖まくりのやり方をご紹介しました。

袖まくりは着こなしのバリエーションを増やしたり、季節感を表現するのに役立ちます。

特に春にかけて服の着る枚数が減っていくのでコーディネートでポイントを出しづらいです。そこで、袖まくりをしてあげることでこなれた雰囲気を出せたりします。

簡単に取り入れられるテクニックなので是非試してみて下さい。

それでは、今日の記事はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、次の記事でお会いしましょう。

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