2022年9月16日、UNIQLO Uの秋冬アイテムが発売開始となりました。私も早速お店に出向き、コレは良いぞ!というアイテムを購入してきました。
本日は選んで損のない間違いないアウターをご紹介します。
ユーティリティショートブルゾン
ユーティリティショートブルゾン
価格 : ¥9,990
色 : ブルー
サイズ : M
https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E452170-000/00?colorDisplayCode=67&sizeDisplayCode=004
本日ご紹介するアイテムがこちら。コットン生地のショート丈ブルゾンです。
おそらく、このアイテムはBarbour(バブアー)のSPEY(スペイ)からインスパイアされて作られたものかと思います。細かなデザインは違いますがフィッシングジャケットをルーツにしたもので、丈が短く川など水に浸かってもブルゾンが濡れないようになっています。
ポケットがたくさんあったりとアウトドアライクなデザインですが艶のある生地とカラーも合間って上品に着られそう。
実際に着てみました。このジャケット、かなりカッコ良い。
カジュアルなデザインですが、高級感もありバランスの良い仕上がりです。ポケットなど機能的なディティールは多く配置されていますが、それ以外は無駄なデザインもなくミニマルな仕立て。デザインにメリハリがあり、生地はしっかりと良いものを使うことでモノとして説得力も増しているかなと思います。
私は165cm/55kgにて普段はSサイズを選びます。今回は1サイズ上げてMサイズを購入しました。
かなり大きめのつくりで身幅は余裕たっぷりです。これだけオーバーサイズのアイテムだと手の甲が隠れるくらいのやや長めの袖丈である方が身幅感とのバランスが良く感じます。萌え袖まみたいに完全に手が隠れてしまうとやり過ぎですが、これくらいの袖丈がオーバーサイズにはピッタリでしょう。
今の気分にぴったりなショート丈且つオーバーサイズ
それではこちらのアイテムの特徴を細かく見ていきましょう。まずはショート丈かつオーバーサイズなシルエットということ。
ショート丈って凄く今の気分なんじゃないかな、と思います。
というのもここ最近のアウターの定番といえばロングコートでした。ロング丈のアウターは防寒性も高く季節感もあります。お洒落ということでもロング丈はなかなか便利で、着ればすっぽりと身体を覆い隠してくれるのでコーディネートが非常に簡単。インナーやパンツを選ばないのがロング丈の特徴です。
そんなロング丈のアウターは決して今のトレンドから外れたわけではないですが、ちょっと大袈裟な時もあります。外出するときの移動はクルマか電車、行く先も屋内だとロング丈までは必要ないなって時ありますよね。大きな外出をあまりしなくなった昨今の社会情勢的にも楽ちんでカジュアルなアウターを着るというのはぴったりかなと思います。
あとはロングコートはもう持ってるなんて人にもおすすめ。ロング丈は去年まででたくさん着たから、そろそろ違うものも欲しいなんて人にも良いでしょう。私もその1人でそろそろ気分転換にショート丈を着たいです。
扱いやすさと見た目を両立したワックス風生地
本家Barbourの特徴として生地にオイルドコットンを採用するというものがあります。コットン生地に固形ワックスを染み込ませることで、純粋なコットンより水や風を通しにいものです。古くからあるフィールドワークで使える実用的な生地です。またこの生地は独特の風合いがあります。ちょっと濡れた様な見た目のコットンと言えばイメージしやすいかなと思います。それにオイルの艶感を加えたようなもので、ヌメっとした質感がなんとも上品なんですよね。
しかし、オイルドコットンは人が密集するところでは他人のお洋服を汚してしまう心配や定期的にオイルを塗布しなければいけない、など扱いづらいくもあります。私はBarbourも着ますが、けっこう気を使うんですよね。それは本家Barbourも感じているところで、デザインはそのまま化学繊維の機能生地にしたモデルも存在するくらいです。しかしそれでは風合いが良くない。
今回のUNIQLO Uのブルゾンは扱いやすさと外観の美しさをうまく両立しています。
コットン生地に樹脂加工することでオイルドコットン風の外観にうまく仕立てています。本当にオイルが塗布されているわけではないので気兼ねなくライトに着てあげられる。しかも機能性も犠牲になっていません。裏地にはフランネル生地が貼られており、風の侵入を防ぎつつある程度の保温性があるものになっています。なかなかいいとこ取りした生地になっているんですよね。
この手の薄手コットン生地は息も長いです。
ウールの分厚いコートもお洒落だけど真冬のほんとに寒い時にしか着れないです。この手のアイテムは秋はロンTなどトップスの上に直接着て、冬になれば間にインナーダウンなんかを内側に着てあげればかなりの寒さにも対応できます。重ね着で秋〜冬〜春と長い期間着ることができ経済的で利便性も高いアイテムです。
色展開はオリーブとブルーの2色展開です。オリーブの方が本家Barbourらしいアウトドアライクでブルーはより都会的な雰囲気。どちらも良い色ですが、私は普段街中で着るので、より着回しやすいブルーを選びました。
機能的なのに品のあるディティール
デザインについてもご紹介します。
外側には3つのポケットがあり、裏側にも内ポケットがあります。これだけ収納が多いと人によってはバッグいらずで過ごせるんじゃないかと思います。スマートフォンや財布、ちょっとした小物くらいならポケットにおさまります。
ここまで機能的だとお洒落に見えるのか問題がありますが大丈夫。こちらは襟を付けてシャツデザインにすることでドレッシーさをプラス。うまく機能と見た目の品の良さのバランスが取れたアイテムになっています。
またこの襟は立てて首を覆うことも可能。タートルネックみたいなるので風の侵入を防ぎ防寒性が増すだけで無く、襟形を2パターンの見た目で楽しむことができます。
キレイめなアイテムと組みわせるのがセオリー
最後にUNIQLO Uののショートブルゾンを使ってコーディネートを組んでみました。
このブルゾンは品良くまとまっていますが、カジュアルなアウトドア由来のアイテム。コーディネートするときは他のアイテムはドレッシーなものを選ぶとバランス良くまとまるでしょう。
ブラックのフレアスラックスと合わせてみました。
ブルゾンの着丈が短いのでパンツの面積が大きく見えます。腰位置が高く見えるので、比較的細めで丈の長いパンツを履くと足が長くスタイル良くまとまります。
ショート丈ブルゾンに細身のパンツの組合せは絶対に失敗がないのでおすすめです。
続いてホワイトのワイドパンツと合わせてみました。ショート丈のアウターはこんな感じにシルエット変化も楽しめるのも面白いところ。
上下共にワイドの組み合わせですが野暮ったくならないコツは出来るだけドレス要素を組み合わせること。パンツにタックの入ったスラックス調のアイテムを選んだり、革靴を履いたりとドレスアイテムを組み合わせることでバランスを整えられます。
インナーはなんでも良いけどタートルネックのアイテムなんかは首周りにボリュームが生まれるので華やかに見えるかなと思います。
以上。UNIQLO Uのユーティリティショートブルゾンをご紹介しました。
UNIQLO Uはアイテムによっては一部の店舗でしか展開がないアイテムもありますが、こちらのブルゾンはどこのお店にも置いてあります。気に入ればお近くのユニクロで見てみて下さい。
それでは、今日の記事はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます。また、次の記事でお会いしましょう。