こんにちは。白須(しらす)です。
今回も私が日々、感じているコーディネートの考え方についてご紹介したいと思います。
コーディネートは基準となる何かがあると組みやすいです。基準があれば、そこから足したり引いたりするだけでコーディネートが完成します。
まずはこっちみたいなものがあると気負わずに選べて、気分としても楽です。
それでは自分のスタイルを持つという考え方についてお話します。
皆様の参考になれば幸いです。
何か1つ軸を持ってくとコーディネートが組みやすい
洋服は長い歴史の中でたくさんの種類や系統があります。ビジネス、ミリタリー、ワーク、スポーツ、アウトドアetc…
私たちが普段着ている洋服は、元々何か目的があり派生したものばかりです。
今上げただけでもたくさんの種類があり、選択肢が多すぎて何を着たら良いのかわからない、そんなこともあるかもしれません。
そんなときに役に立つ考え方が、「自分のスタイルを持つこと」です。スタイルとは「型」ということで、一本のブレない軸みたいなものです。
流行のファッションも素敵ですが、自分のスタイルを持っていると、どんな時代にもカッコよく写るものです。
何かをベースにして考えると、コーディネート自体に時間をかけなくても、すぐに組めてしまいます。
まずは自分が多く遭遇する場面を想像してみるとわかりやすいかと思います。
目的はお仕事、ショッピング、外食、旅行、学校など何か。よく行く場所は街なのな、それとも自然溢れるところなのか、こんなところから選んでみても良いかもしれません。
カジュアルな中にもドレスを忘れない
自分のスタイル、もう少し具体的にお話ししていきましょう。
私自身はどうなのかということなのですが、ビジネスやフォーマルの中から「スーツスタイル」を基本としています。
これが万人にオススメできて、大人が最も素敵に見えやすいのではないかなと思います。
理由は3つあります。
・ドレスは大人に似合いやすい
・ビジネスは週に5日と高頻度で使う
・訪れる場所は街が中心
こんなことが考えられます。順番に説明していきましょう。
まず、スーツスタイルはわかりやすく大人っぽいですよね。そして、スーツがカッコ良いことは説明不要なくらい当たり前のことですよね。
しかも、このスーツスタイルがビジネスという場で週5日も必要になるのであれば、これを活用しない手はないですよね。
そして、私はどちらかというと街に行くことが多いです。コーディネートも街の景観に合わせてシンプルな方が似合いやすい、そう思います。
そして、都会はビルなど立ち並ぶコンクリートの世界です。コンクリートはグレーが多く、つまりモノトーンの色合いが風景の大半を占めるわけなんです。
都会に溶け込むという意味でも、黒や白のモノートーンやネイビーの様なダークトーンが中心のスーツスタイルは似合いやすく持ってこいなのです。
昨今の社会情勢の中、案外スーツそのものを着ている機会も少なくなっています。
そういった時代感や雰囲気を感じつつも、ドレスとカジュアルのバランスを保つことが万人がオシャレに見える法則かなと。
まずはスーツの基本から
outer : ウールのジャケット
tops : 白シャツ+ネクタイ
bottom : ウールのスラックス
shoes : 革靴
bag : レザーバッグ
accessory : 腕時計etc
コーディネート考える時は、スーツを基本に少し引き算してカジュアルにしてあげるだけです。
例えば、上半身はリラックスしたTシャツやポロシャツでも下半身はスラックスを履いている。逆に下半身がデニムなら上半身はジャケットを羽織る。
もっと砕けてTシャツに短パンだときても出来るだけ美しく上質な素材を選ぶ様にしています。
スーツらしいディティールや質感などの要素を取り入れる、これが私の考える大人らしいスタイルだからです。
このスタイル自体はも私個人が考え抜いたというわけではなく、服の研究家や様々なファッショニスタが皆さん言ってきたことです。それだけに信用しても良いかなと思います。
全てをいきなり実施するのは難しいかもしれませんが、少しずつ取り入れてみるとコーディネートの雰囲気も段々と良い方向に変わってくるかもしれません。
コーディネートはドレスから引き算
それではここで私のコーディネートの一例をご紹介したいと思います。
まずはこちら。
ネイビージャケットとブルーデニムを中心にインナーにはニット、足は革靴というコーディネートです。
デニム以外はドレス寄りのアイテムなので、なかなかキレイな雰囲気でまとまっているかなと思います。トレンド性は皆無ですが、今見てもお気に入りの組合せです。
ショッピング、外食、レジャーと様々な場面でわかりやすく大人っぽさを表現できる、そんなスタイルです。
続いてこちら。
こちらは最近のもので、オーバーサイズのTシャツを使ったトレンドらしいコーディネートです。
しかし、アイテムの中にはスラックスに白シャツとドレス的な要素があり、その根底にはやはりスーツスタイルがあります。
Tシャツにオーバーサイズとかなり子供っぽい要素が重なっても、大人らしさを失わなずに楽しめそうです。
以上。自分のスタイルを持つという考え方についてお話しました。
この自分のスタイルを持つという考え方、今すぐにご自身のスタイルを決める必要はありませんが、日々の生活の中から考えていけるかと。
一旦決めたスタイルも別に変わったって良いのです。不変なものなんてないのですから。
私だって数年後には全然違うジャンルの服を楽しんでいるかもしれません。そんな気持ちで挑んでみましょう。
それでは、今日の記事はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、次の記事でお会いしましょう。